2026/1/10(土) 10:0018:00

ヒント3つ目:トランプ

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少し息抜きせぬか。
魂馬を秘め、日本中の心を揺らした名馬でも紹介しようぞ。


--------------------   豆知識   --------------------

世界最高峰の頂に最も近づいた馬
エルコンドルパサー(El Condor Pasa)

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エルコンドルパサーは、「日本の強い馬」という枠だけでは語れない存在です。
マイルでも勝てて、2400mでも世界級。しかも“勝ち方”が型にはまらず、自分のやり方で頂点に迫っていきました。
1999年の凱旋門賞で2着――日本馬が本気で世界の頂点を狙えることを、初めてはっきり示した名馬です。


基本情報
生まれ:1995年、牡馬(オス)
父:Kingmambo/母:Saddlers Gal(母父:Sadler’s Wells)
調教師:二ノ宮敬宇(美浦)
通算:11戦8勝(日本7戦6勝+海外4戦2勝)
主な勝ち鞍:NHKマイルC(G1)、ジャパンC(G1)、サンクルー大賞(G1)など


魅力その1:距離も舞台も選ばない“素養”
エルコンドルパサーの強みは、能力が一方向ではないところです。
3歳春にNHKマイルCを勝ち、秋にはジャパンC(2400m)まで制覇しています。
「マイルのスピード」と「中距離の底力」を同時に見せられる馬は多くありません。その時点で、ただ者ではないのです。


魅力その2:勝ち方が“自由”で、レースが物語になる
この馬は、教科書どおりに戦うというより、自分の形でレースを動かすタイプです。
フランス遠征でも結果を出し、サンクルー大賞を勝ち、フォワ賞を勝って凱旋門賞へ向かいました。
「日本で勝って満足」ではなく、強いなら世界で試す――その選択そのものが、エルコンらしさです。


魅力その3:愛されるというより、“羨望される”存在
1999年の凱旋門賞は2着でしたが、内容が凄いです。
勝ち馬モンジューに僅差で敗れた一方、3着以下を大きく引き離し、日本馬として最高水準の評価(レーティング134)につながった、と紹介されています。
「惜しかったね」で終わらず、「そこまで行ったのか」と唸らせる。だからこそ、憧れの対象として語り継がれます。


縁福様のひとり言
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エルコンドルパサーという馬はのう、器の広さが尋常ではない。
距離も舞台も選ばんし、戦い方も発想も、型に収まる気配がない。
その“枠の外へ出る足取り”が、世界の頂に最も近い景色を連れてきたんじゃ。
強いだけでは終わらん――挑んだ道筋ごと、記憶に刻まれる名馬よ。

きっとのう、この魂が宿れば、今年は「枠を越えて挑む」一年になるかもしれん。
新しい分野に飛び込み、いつもと違う環境へ出てみれば、思いがけん景色が開けるじゃろう。
そして年の終わりには、“自分の選んだテーマ”で何か一つ残せるかもしれん。
その道の切り拓き方そのものが、いつしか誰かの憧れになるはずじゃ。

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