3000人募集(現在約1700人申し込み)
日本の公教育は、現在ますます閉塞感を増しています。いじめ認知件数は、2014年に小中併せて17.8万件だったのが2022年には67.3万件(約3.8倍)に、暴力行為は同期間に4.7万件から9.1万件(約1.9倍)に、不登校は11.2万人から29.9万人(約2.7倍)に増加しました。子どもの自殺も増加の一途をたどっています(以上、文部科学省調べ)。
このような状況の中で、喫緊に必要なのは、すべての子どもが安心して学べる学校を作ることです。では、すべての子どもが安心して学ぶために何が必要なのでしょうか?
今回の公開シンポジウムでは、前半と後半に分かれて議論を行います。前半では、大阪市立大空小学校の初代校長であり、この問題に長年取り組んできた木村泰子さんをお迎えし、東京大学教育学部附属中等教育学校の生徒たちと共に、すべての子どもが安心して学ぶための条件について考えます。
後半では、前半の議論を受けて、附属中等教育学校の教員や教育学研究科の教員を交え、「すべての生徒が安心して学べる学校」を作るために今何が必要なのかを具体的に探ります。
お申し込みいただいた方には、後日録画をお送りしますので、当日ご都合がつかない方も安心してお申し込みいただけます。
ご関心のある方が周りにいらっしゃいましたら、ぜひシェアしてください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
主催:東京大学教育学部附属中等教育学校・大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター
日本の公教育は、現在ますます閉塞感を増しています。いじめ認知件数は、2014年に小中併せて17.8万件だったのが2022年には67.3万件(約3.8倍)に、暴力行為は同期間に4.7万件から9.1万件(約1.9倍)に、不登校は11.2万人から29.9万人(約2.7倍)に増加しました。子どもの自殺も増加の一途をたどっています(以上、文部科学省調べ)。
このような状況の中で、喫緊に必要なのは、すべての子どもが安心して学べる学校を作ることです。では、すべての子どもが安心して学ぶために何が必要なのでしょうか?
今回の公開シンポジウムでは、前半と後半に分かれて議論を行います。前半では、大阪市立大空小学校の初代校長であり、この問題に長年取り組んできた木村泰子さんをお迎えし、東京大学教育学部附属中等教育学校の生徒たちと共に、すべての子どもが安心して学ぶための条件について考えます。
後半では、前半の議論を受けて、附属中等教育学校の教員や教育学研究科の教員を交え、「すべての生徒が安心して学べる学校」を作るために今何が必要なのかを具体的に探ります。
お申し込みいただいた方には、後日録画をお送りしますので、当日ご都合がつかない方も安心してお申し込みいただけます。
ご関心のある方が周りにいらっしゃいましたら、ぜひシェアしてください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
主催:東京大学教育学部附属中等教育学校・大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター
講演者紹介
木村泰子
大阪市立大空小学校初代校長。バリアフリー教育開発研究センター協力研究員。
「みんながつくる みんなの学校」を合言葉に、全教職員・地域のサポーターが子どもたち一人ひとりを多方面から見つめ、「すべての子どもの学習権を保障する学校をつくる」ことを理念に据えてきた。
「障害」を個性とみなし、その時に最も困っている子どもにとって居やすい環境はなにかを、日々、皆で話し合って工夫することで、全ての子どもが同じ教室でともに学び、育ち合う教育を追求している。
小学校退職後、現在は、全国で「みんなの学校」を作る活動を支援している。
勝野正章
東京大学大学院教育学研究科長。教授。
1965年生まれ。専門は教育行政学、学校経営学。2000年くらいから児童・生徒、保護者、教職員が対等な立場で自分たちの学校の未来をともに考える三者協議会をはじめとした「開かれた学校づくり」の実践に関わるようになり、2010年からは「開かれた学校づくり全国交流集会」(現在は、「開かれた学校づくり全国連絡会」に改称)の呼びかけ人代表を務めた。著書に『校則、授業を変える生徒たち 開かれた学校づくりの実践と研究』(同時代社)など。
星加良司
東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター長、教授。
1975年生まれ。専門は社会学、障害学。主な著書に、『障害とは何か: ディスアビリティの社会理論に向けて』(生活書院)、『2030年の学校をつくるスクールリーダーへ――学校が変わるために、今、必要なこと』(教育開発研究所)など多数。
注意事項
・当日は文字通訳による情報保障を行います。それ以外の配慮の必要な方は、できるだけ早い段階でご相談をお願いします。・当日、チャットで意見交流を行います。
・文字保障・チャット機能を十分にご利用になられたい方は、パソコンでのご参加をお勧めします。
・スマホやタブレットでは、文字保障を利用できなかったり、チャットの表示を消す機能が使用できないことがあります。ご容赦ください。
・ウェビナーで行いますので、カメラオフ、マイクオフでご参加いただけます。参加していることが他の方にわかることはありません。
・後半で質疑を行います。質問をお出しいただいたり、ご意見をご発言になる方については、お名前も含めて録画されます。その点、予めご了解のほど、お願いします。
・後日録画を配信します。ウェビナーの(切抜き)動画をSNSなどにアップすることはご遠慮ください。
・お申込みをされた場合、今後、バリアフリー教育開発研究センター関連の催しのお知らせが届きます。ご不要な方は、申し込みの際に、「 お知らせメールを受信する」のチェックを外してください。
申し込みは終了しました