海外で数々の「修羅場」を切り抜けてきたベテラン添乗員/コーチによる “5秒で自分の気持ちを切り替えて前向きになれる方法”

講演者紹介

山口千最子（ニックネーム　Chaco)

１９歳でアメリカ留学を経験し、大学卒業後は香港を拠点に客室乗務員として国際線に乗務。その後、日本に帰国し通訳業務に従事、その後は今まで旅行業界で多岐にわたる業務に従事。
26年のツアーコンダクター歴、海外添乗回数は約600回、日数にして約4500日、約70か国を訪問。
観光のみならず現地での異文化の橋渡しや細かいお世話も含め、トラブル対応や緊急対応など業務は多岐にわたり、”絶対的な安心感で楽しい旅を！“を自分のポリシーとする。
また、それ以外にも様々な業務に幅広く関わり、業務視察や研修旅行、通訳業務や来日外国人のお手伝いやご案内、留学やホームステイ、ファームステイなどの学生研修関連や事前英語研修、育成や資格試験対策、トラベル英語や旅程管理資格講師なども担当。

また、プライベートでは１人娘を持つシングルマザー。
彼女を４歳の時、５歳の時にバイリンガル教育の為オーストラリアに正規留学させ、その期間は現地の公立小学校で日本文化と日本語を教えていた。


職業が海外添乗員という特殊な環境下で、離婚を決意するのは壮絶なもの。
円形脱毛が8か所も見つかったり、娘が家出して1か月帰ってこなかったり、あまりにも大変で壮絶で自分の中で封印してしまった過去。
親身になってくれる友達は残念ながらおらず孤独感に苦しむ。
そんな時、母が言ったひと言“自分をとりもどしなさい”“添乗に戻りなさい”
娘との時間を確保するために減らしていた海外添乗を元のペースに戻すきっかけとなり
そのことで自分らしさ、自分のやりがい、生きがいなどについて再考しながらのシングルマザー生活が少しづつ落ち着いて行ったように記憶。

海外を行ったり来たりしながら、人に関わるお仕事を通算30余年。
やりがいは、みなさまの嬉しそうな笑顔。
自分が辛い時もお客様を楽しませることで救われていた、そんな気がする。

今後は、たくさんの方を笑顔でハッピーになれるように応援していきたい。