保育のデザイン研究所セミナー2023 ~日比谷に集まれ!~
この度、保育のデザイン研究所は「日比谷研修センター」を開設いたしました。
8月より様々な分野の先生をお迎えし、セミナーを開催しております。
保育に「美」の視点を取り入れるとはどのようなことでしょうか。
ヨーロッパのアート・デザインの価値観やレッジョ・エミリア市の教育哲学を学びながら、子ども達の「それぞれらしさ」や「そこにある価値」についてお話します。
日本の保育・幼児教育施設などの活動から、「素材の選び方」「環境設定のつくり方」「インクルーシブな関わり方」の可能性についてご紹介します。
午後は日比谷公園でのフィールドワークを通して、参加者自身が「自然との出会い」を探究し、リサーチャーとしての子ども達の視点を理解します。
子ども達が生きる場所、文化を大切にしながら、新しい価値を創造する教育のあり方について考えるセミナーです。
受講料:8,250円(税込・材料費込)
※特記事項
・申し込み締め切り:定員(30名)に達し次第受付終了
講師紹介
伊藤 史子
【プロフィール】
デザイナー・アトリエリスタ
東京家政大学 非常勤講師
群馬大学 非常勤講師
専門領域 プロダクトデザイン
コンセプチュアルデザイン
東京藝術大学大学院美術研究科修士課程デザイン専攻修了。
オランダのデザインアカデミー・アイントホーヘンでデザインリサーチや
コンセプチュアルデザインを学び、スイスローザンヌ藝術大学(ECAL)修士課程修了。
ローリス・マラグッチ国際センターでの作品展示(Connecting Differences,2013)を
きっかけに、レッジョ・エミリア市の保育施設でアトリエリスタとして活動、レッジョ・エミリア市立病院小児科のコミュニケーションデザインプロジェクトにレッジョ・チルドレンと参画(2014)。
東京藝術大学美術学部特任助手として社会連携事業「Museum Start あいうえの」のアトリエリスタ、慶應義塾幼稚舎造形科教諭を経て、デザインと保育・教育の現場で多岐にわたる活動を行っている。場のリサーチやプロセスの分析によって、未来の新しい可能性と、土地やそこに生活するひとが持っている価値を拾い上げる、クリエイティブな場や活動のデザインを得意とする。
現在、まちのこども園代々木上原園アトリエリスタ。
その他の活動に新宿伊勢丹「ココイク」アトリエのデザイン監修(2015)、
星野リゾート「リゾナーレ大阪」アトリエのデザイン監修(2022)など。