COCHAE 20周年記念フェア【アウト・オブ・民藝トークショー】

COCHAE  20周年記念フェア
【アウト・オブ・民藝トークショー】

2018年に誠光社でのトークイベントから始まった軸原ヨウスケと中村裕太による「アウト・オブ・民藝」。
これまで民藝運動の周縁的な動向にまつわる人物、物品、出版社などのネットワークに注目し、そのつながりを「相関図」によって浮かび上がらせてきました。
今回は「むす美」での開催ということで、工作や手芸に注目してみます。工作や手芸ははたして工芸なのか？

軸原は「コチャエ指人形ハンカチ」（むす美）のモチーフにもなった『カワイイ-ヲリガミ』（1938年／吾八発行）の作者で折紙細工作家・中島種二（1894-1954）について。
中村は工芸家でありながら手芸を日本に広めた藤井達吉（1881-1964）について。2人が工芸の裾野を散策します。

日時：2023.10.28(土) 18：00～19：00
19：00から軽いパーティーを予定しています！ぜひご参加ください。
場所：むす美京都店
料金：無料 (折り紙ふろしきプレゼント！)
定員：20名

--------------------
軸原ヨウスケ
1978年岡山生まれ、岡山在住。
「遊びのデザイン」をテーマにしたデザインユニット「COCHAE(コチャエ)」のメンバー。
「へのへの図案社」代表。
グラフィックデザインにとどまらず、紙雑貨やパッケージのデザイン、出版企画や商品開発など幅広く活動中。
著書に『kokeshi book 伝統こけしのデザイン』（青幻社、2010）、『武井武雄のこけし』（Pie international、2012）、『カワイイヲリガミ細工』（誠文堂新光社、2016）など。
新型こけしのプロジェクト「ドンタク玩具社」でも活動している。

中村 裕太
1983年東京生まれ、京都在住。
2011年京都精華大学博士後期課程修了。博士（芸術）。
京都精華大学芸術学部准教授。
〈民俗と建築にまつわる工芸〉という視点から陶磁器、タイルなどの学術研究と作品制作を行なう。
近年の展示・プロジェクトに「第17回イスタンブール・ビエンナーレ」（バリン・ハン、2022年）、「眼で聴き、耳で視る｜中村裕太が手さぐる河井寬次郎」（京都国立近代美術館、2022年）、「万物資生｜中村裕太は、資生堂と　　を調合する」（資生堂ギャラリー、2022年）、「ツボ_ノ_ナカ_ハ_ナンダロナ？」（京都国立近代美術館、2020年）。


-----　COCHAE  20周年記念POP UP SHOP　-----

COCHAEと2009年から約14年間にわたりコラボレーションしているむす美では、限定デザインの風呂敷やお菓子、折り紙などを期間限定で販売します。
また、むす美の店内もコチャエワールドに大変身。是非この機会にお立ち寄り下さい!

【開催期間】
むす美京都店・東京店：2023.9.29(金) - 11.5（日）
オンラインショップ：2023.10.6(金) - 11.5（日）

イベント特設ページ
https://www.kyoto-musubi.com/event/popup/2023/cochae20th.html