伊勢で芝居が上演されるようになるのは、江戸時代初期(17世紀前半)とされています。
当時、江戸・京都・大坂に次ぐ歌舞伎の先進地域であった伊勢は、「上方歌舞伎の登竜門」として、歌舞伎役者の間で重要な場所に位置付けられていました。
特に、内宮・外宮の中間地点に位置していた古市には芝居小屋が常設されており、中之地蔵(現在の中之切町)と共に「間の山両町」として親しまれ、多くの参宮者が往来したことから、伊勢随一の歓楽街として栄えました。
本講座では、当時の古市で歌舞伎用品の貸出業を営んでいた「千束屋」の史資料(神道博物館所蔵)を中心にご紹介し、伊勢歌舞伎によって栄えた近世の伊勢古市の姿についてお話します。
当時、江戸・京都・大坂に次ぐ歌舞伎の先進地域であった伊勢は、「上方歌舞伎の登竜門」として、歌舞伎役者の間で重要な場所に位置付けられていました。
特に、内宮・外宮の中間地点に位置していた古市には芝居小屋が常設されており、中之地蔵(現在の中之切町)と共に「間の山両町」として親しまれ、多くの参宮者が往来したことから、伊勢随一の歓楽街として栄えました。
本講座では、当時の古市で歌舞伎用品の貸出業を営んでいた「千束屋」の史資料(神道博物館所蔵)を中心にご紹介し、伊勢歌舞伎によって栄えた近世の伊勢古市の姿についてお話します。
講師紹介
小林 郁
皇學館大学佐川記念神道博物館学芸員・助教
その他
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