【積丹町内限定案内枠】積丹の海と文化を楽しむ！ヤーレンソーラン鰊場ツアー

北海道積丹町(しゃこたんちょう)は、アイヌ語で「夏の村」と呼ばれ、豊かな海とともに生きてきた人々の物語が息づく小さな漁村です。
かつてニシン漁で栄えたこの地では、東北からやって来た若い漁師たち「やん衆」が番屋に暮らし、力を合わせて漁に挑んでいました。
番屋での暮らし、漁師の歌、浜の料理は、積丹の歴史と誇りを今に伝える大切な文化として、継承されています。

本ツアーでは、そんな「積丹の記憶」を、見て・味わって・唄って体験していただきます。
町を歩きながら歴史をたどり、地元の食材で家庭料理を作り、地域の方々と一緒に鰊場音頭を唄い踊る。

ただ楽しむだけではなく、「なぜこの文化が生まれ、今も守られているのか」を肌で感じられる時間です。
「楽しかった」で終わらない、積丹の今と昔をつなぐ、一日限りの特別企画です。

魅力その１．　鰊番屋フィールドワーク
歴史ある番屋や石蔵と周辺の町を歩きながら、やん衆の暮らしや漁の様子を現地ガイドが楽しく紹介します。
約1キロの道をゆっくり歩き、漁村の雰囲気を体感。
歩きながら歴史や文化を肌で感じることで、積丹町の漁村文化の大切さや、やん衆たちが築いた暮らしの価値を自然に理解できる体験です。
（※荒天時は室内で実施します。）


魅力その２．家庭で親しまれる魚料理を作ろう！体験ランチ
積丹町で食べられている家庭の魚料理を、日本料理人の手ほどきを受けながらみんなで作ります。
魚の種類は当日のお楽しみ！旬の食材を使い、自分の手で仕上げる贅沢なランチです。
魚料理を作る楽しさだけでなく、地域の暮らしや食文化を学びながら味わえるので、ただ食べるだけでは得られない“文化を体感する”機会になります。


魅力その３．ソーラン節の元歌！鰊場音頭体験
積丹町の指定無形民俗文化財「正調鰊場音頭」を、積丹町鰊場音頭保存会の方々の指導で体験します。
伝統衣装を身にまとい、歌と踊りでかつての漁の息吹を感じながら、当時のやん衆たちの暮らしや地域の文化を体感しましょう。
歌と踊りを通して歴史を自分の身体で感じることで、文化の継承の大切さや地域の誇りを自然に理解できます。


ツアー概要
開催日：令和7年11月29日（土）
時間：10:30～15:00
場所：鰊伝習館ヤマシメ番屋・海森スタジオ（積丹郡積丹町美国町船澗39）
定員：20名
対象：一般観光客、町民、企業団体の参加可
参加費：大人2,200円(税込)/名
　　　　中学生以下500円(税込)/名
主催：積丹町地域活性化協議会
主管：㈱SHAKOTAN海森学校
協力：積丹町鰊場音頭保存会
　　　一般社団法人積丹やん集小道協議会
　　　北海道アウトドアネットワーク環境保全部会

本事業は、エア・ウォーター北海道株式会社の自治体向け寄付支援制度「ふるさと応援 Hプログラム」を受けて実施するものです。積丹型エコツーリズム推進事業の一環として、本年度は積丹町の郷土文化をテーマにした体験プログラム(エコツアー)の造成を行います。そのため、本年度に限り特別な価格でご案内いたします。