放ち鵜飼とは、鵜匠と鵜をつなぐ追い綱を使用せずに鵜を川に放ち、鵜が自由に水辺で魚を捕獲した後、鵜匠が呼び寄せ行う漁法のひとつです。人口ふ化でうまれた「ウッティ―」たちは人懐っこい特性をもち、追い綱が無くとも魚を獲って鵜匠のもとに帰ってきます。今年は特別に鵜匠とウッティーのトレーニングの様子を無料で公開いたします。トレーニングに励む鵜匠とウッティ―たちの様子を、間近でご覧ください。
- 会場
- お茶と宇治のまち歴史公園内「宇治川太閤堤跡」
- 住所
- 〒6110013 京都府宇治市莵道丸山77
- アクセス
- JR「宇治駅」下車徒歩約10分
京阪「宇治駅」下車徒歩約5分
有料駐車場有
放ち鵜飼とは?
宇治の夏の風物詩 「宇治川の鵜飼」
宇治川の鵜飼は、平安時代にはすでに行われていたと言われています。現在では例年7月~9月に開催され、夏の風物詩として親しまれています。
鵜飼では鵜と鵜匠は、約4メートルの「追い綱」(鵜をつなぐ紐)を通じて繋がります。風光明媚な宇治川に篝火を焚いて繰り広げる幻想的な様子を船の上から間近でお楽しみいただくことができます。
2014年 日本初の人工ふ化で「うみうのウッティー」誕生
鵜飼で活躍する「海鵜」という鳥はとても神経質で、飼育下では産卵することがありませんでした。しかし2014年の春、宇治川の鵜飼の鵜たちに偶然できた一組のつがいから卵がうまれ、国内初の人工ふ化により海鵜のヒナが誕生!
宇治川でうまれた鵜は公募により“うみうのウッティー”と名付けられました。
鵜匠とウッティーの絆で、ついに実現した‘‘放ち鵜飼’’
放ち鵜飼とは、「追い綱」を使用せずに鵜を放ち、その鵜を鵜匠が呼び寄せ行う漁法のひとつです。そのため鵜匠と鵜の信頼関係が通常の鵜飼よりもさらに大切になります。人工ふ化でうまれた「ウッティー」たちは、より人に慣れやすいことに気付き、「放ち鵜飼」への挑戦が始まりました。鵜匠と「ウッティー」たちは、何度もトレーニングを重ね、ついに「放ち鵜飼」が実現しました。
開催日
11月29日(土)・12月7日(日) 計2日間申込締切
各開催日の前日※定員に達し次第締切とさせていただきます。
集合場所
お茶と宇治のまち交流館「茶づな」1階エントランス前
募集定員
各日20名様限定※同時申込は最大4名までです。未成年の方が参加する場合は、同伴の保護者を含めて2名で予約が必要です。
参加費
無料※キャンセルについては、当会までご連絡をお願いします。
主催/お問い合わせ
公益社団法人 宇治市観光協会〒611-0021 京都府宇治市宇治里尻5-9
TEL 0774-23-3353 FAX 0774-23-3322
Email : travel@kyoto-uji-kankou.or.jp
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