春と言えば今の人は3月4月頃を思い浮かべますが、明治末ごろまでは立春になれば春とされていました。その頃は日本人の8割は農民なので、稲作の出来が最大の関心事。小正月である1月15日(今の2月)頃に、神社の境内などで五穀豊穣と子孫繁栄を祈る田遊び、田楽、田植踊りなどの芸能が各地で行われていました。そして桜が咲くと本格的な農作業が始まるので、その前に酒と肴をもって山遊び、野遊びをして英気を養ったのです。現代の花見には、江戸でソメイヨシノが取り入れられてからの都市型の行事といえるでしょう。
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