神威岬灯台プレミアムナイトツアー

ツアーの魅力　その１
神が住まう「夜の神威岬」を歩き、刻々と変わる空と海の絶景を堪能
アイヌ語で“神”を意味する名を持つ「神威岬（かむいみさき）」。北海道の北西部に位置し、道内の国定公園のなかでは唯一、海域公園にも指定されている地域にあります。
日本海に突き出した半島地形だからこそ生み出された、特徴的なこの場所に、周辺の海には多くの暗礁があり、常に強風や高い波がおきることから、かつては「日本海最大の難所」とも呼ばれました。


現在では、年間90万人の観光客が訪れる北海道観光の人気スポットとして親しまれています。
そんな神威岬ですが、夕方17:00には閉門を迎えるとともに通常は人の立ち入りを禁じていますが、今年は30名様限定で夜の神威岬をご案内します！

当日は、自然公園駐車場から「神威岬灯台」のある岬の突端までの約1.2キロの道のりを、ガイドの解説を聞きながらゆっくり1時間かけて散策します。体力に不安のある方も、楽しめるコースタイムになっていますので安心してご参加ください。
望遠鏡などを使って冒険を楽しみながら、夕陽をイメージした積丹ハーブティーとお菓子で、ロマンチックなひと時を過ごしましょう。


ツアーの魅力　その２
人知れず多くの命を救い、人々の暮らしや仕事を支える「神威岬灯台」を知る
「神威岬灯台」は明治時代、北海道開拓を進める北海道庁によって建設された灯台で、1888年(明治21年)に初点灯しました。北海道の灯台は、港や道路を作る資材の運搬や海産物などの本州への輸送のために必要とされ、積丹町も重要な航海拠点であったことから早期に灯台が設置された歴史があります。


本ツアーでは、自然が生み出した歴史文化について、ガイドが分かりやすくレクチャーします。
昭和35年に無人化されるまで、「灯台守（とうだいもり）」と呼ばれる職員によって維持管理され神威岬で暮らしていた半自給自足の生活、冬は雪に閉ざされる過酷な環境を、当時の遺構を探求しながら岬の先端を目指しましょう。
家族を想い、高い使命感で職務にあたった灯台守たちの知られざる物語を紹介します。


ツアーの魅力　その３
地域の想い・人との出会いを通じ、普通の観光とは違う唯一無二の体験に
本ツアーは、積丹町の活性化を願う地域の熱意で維持され、毎年人数限定でご案内しています。
2022年に、神威岬灯台で大正～昭和にかけて使われていた「第一等不動レンズ」は、国内では唯一現存している貴重なレンズで、長らく本州にありましたが、地元の里帰りを願う想いのもと、帰還しました。
以降、神威岬に精通する地元住民が協力しながら、これまでさまざまな形でみなさまを「夜の神威岬」へご案内しました。
9月20日(土)にご案内できるのはわずか15人。参加者同士の温かな交流を通じながら、楽しい特別な時間を過ごしましょう。


ツアー情報
私たちは、海上保安庁が認定する航路標識協力団体の一員として活動しています。
【主催】株式会社SHAKOTAN海森学校
【協力】株式会社積丹スピリット