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申込締切

イタリアのフルインクルーシブ教育の現在

東京大学・インクルーシブ教育定例研究会、オンライン、無料
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ご存知のように、昨年年9月9日、国連・障害者権利委員会は、日本政府に対して、特別支援教育中止を勧告しました。

国連はいかなる国の教育をインクルーシブ教育の理想に近い教育形態として評価しているのでしょうか。ここで参考にしたいのは、イタリアのフルインクルーシブ教育です。

イタリアでは、1960年代末の社会運動の高まりを背景として、障害児を分離する教育に対する批判が高まり、70年代の法改正により小中学校の障害児学級の廃止とそれに伴う学級編成、教員配置などの改革が進められてきました。

イタリアのフルインクルーシブ教育は、いま、どんな発展を遂げ、どんな問題をはらんでいるのでしょうか。

それについて、現在、特別支援学校を休職し、イタリアでフルインクルーシブ教育について研究をされている、大内紀彦先生に、イタリアから最新事情をお伝えいただきます。

大内紀彦先生は、2022年にも、オンライン研究会にご登壇をいただきました。現在、現代書館のwebでも連載をお持ちです。

フルインクルーシブ教育の現場を訪ねて(1)(第7回まで更新中)

今回のご講演は、日本のインクルーシブ教育を進めるための貴重なヒントが得られる機会になると思われます。

なお、お申し込みの方を対象としてご講演部分の録画を後日共有させていただきますので、当日御都合の悪い皆様も安心してお申し込みいただけます。
周りにご関心のある方がいらっしゃいましたら、シェアしていただけましたら幸いです。
ご関心のある皆様のご参加をお待ちしております。
会場
オンライン、無料
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講演者紹介

大内紀彦

特別支援学校教員
1976年生まれ。イタリア国立ヴェネツィア大学大学院修了。神奈川県特別支援学校教諭
専門は、イタリアのインクルーシブ教育
訳書に『イタリアのフルインクルーシブ教育――障害児の学校を無くした教育の歴史、課題、理念』(共訳、明石書店、2022年)、『精神病院のない社会をめざして――バザーリア伝』(共訳、岩波書店、2016年)、『バザーリア講演録 自由こそ治療だ!――イタリア精神保健ことはじめ』(共訳、岩波書店、2017年)、『土地の記憶から読み解く早稲田――江戸・東京のなかの小宇宙』(共訳、勉誠出版、2021年)、論文に「バザーリア講演録より『健康と労働』」(共同執筆、『福祉労働』第165号、現代書館、2019年)など。
2023年度は一年間休職して、イタリアで調査研究中。

タイムテーブル

時間 内容
20:00 ご講演開始
21:30 質疑
22:00 終了予定(22時30分まで延長の可能性あり)

注意事項

文字通訳による情報保障による情報保障を行います。
その他に配慮が必要な方はできるだけ早くご相談ください。
後日、期間限定で、お申し込みいただいた方限定で、録画配信を行います。
申し込みは終了しました