本セミナーは、2つのセッションで講師の方にご登壇頂きます。
一つ目のセッションには、固体化学と電気化学の境界領域で、新しい電池デバイスの研究成果を次々に発表する東京工業大学の菅野了次特命教授が登壇します。官民プロジェクトのけん引役として、自動車業界の開発にも精通。リチウムイオン電池から全固体電池までの技術ブレークスルーについて解説します。
二つ目のセッションには、ホンダで車載電池研究開発機能を自ら創設して電池開発に携わり、その後、韓国サムスンSDIの常務として電池研究開発と事業の陣頭指揮をとり、現在は名古屋大学未来社会創造機構の佐藤登客員教授が登壇します。自動車メーカー、電池メーカー、2つのビジネス視点から今後の競争軸などを解説します。
二つのセッションとも、日刊工業新聞社の記者が独自の視点で講師に質問していきます。
【アーカイブ配信】
本セミナーの参加申込者は、ウェビナー終了後、アーカイブ配信をご覧いただけます。
視聴可能期間:2022年12月20日(火)17:00~12月27日(火)17:00(配信開始時間は多少前後する場合がございます)
アーカイブ配信の視聴方法は、12月20日(火)17:00頃、メールにてご案内いたします。
【資料配布について】
セミナー前日に、セミナー資料のダウンロードURLをメールでお送りいたします。
※講師都合により、二つ目のセッションの資料のみの提供となります。予めご了承ください。
講演者紹介
菅野 了次 (かんの りょうじ)氏
東京工業大学 科学技術創成研究院 特命教授
全固体電池研究センター センター長
1985年 大阪大学 理学博士。
神戸大学理学部助教授を経て2001年より東京工業大学大学院総合理工学研究科教授。
2016年 東京工業大学物質理工学院教授。
2018年 東京工業大学科学技術創成研究院教授、全固体電池研究ユニットリーダー。
2021年 東京工業大学科学技術創成研究院特命教授、全固体電池研究センターセンター長。
専門は固体化学、電気化学。
佐藤 登 (さとう のぼる)氏
名古屋大学 未来社会創造機構 客員教授
エスペック株式会社 上席顧問
イリソ電子工業株式会社 社外取締役
1978年 横浜国立大学大学院工学研究科電気化学専攻修士課程修了後、本田技研工業(株)に入社
1988年 社内研究成果により東京大学工学博士 1990年 (株)本田技術研究所の基礎研究部門へ異動。車載用電池研究開発機能を築く 1992年 チーフエンジニア 2004年 韓国サムスングループのサムスンSDI常務に就任。技術経営担当 2012年12月 サムスンSDI退社 2011年から名古屋大学、2013年からエスペック(株)、2021年からイリソ電子工業(株)
山本 佳世子(やまもと かよこ)
日刊工業新聞社
論説委員 兼 編集局科学技術部編集委員
お茶の水女子大学卒、東京工業大学修士修了、1990年日刊工業新聞社入社。
科学技術(バイオ、医学、化学)担当、ビジネス(化学、食品)担当を経て、大学・産学連携担当を長く務める。博士(学術)(東京農工大学)。
東工大などで非常勤講師、電気通信大学学長特別補佐、東京都市大学客員教授。
著書は「研究費が増やせるメディア活用術」、「理系女性の人生設計ガイド」など。
長塚 崇寛(ながつか たかひろ)
日刊工業新聞社
編集局第一産業部 副部長(自動車業界デスク)
2007年 日刊工業新聞社入社。
東京支社(現東日本支社)西東京支局配属 地場の中小企業、行政を担当。
2012年 大阪支社編集局 電機、情報通信を担当。
2014年 京都総局 電子部品業界などを担当。
2017年 本社編集局第一産業部 造船重機業界を担当。
2020年 名古屋支社編集部 トヨタなど自動車業界を担当。
参加料
19,800円(税込)※お支払い方法は、クレジットカード(Visa、Mastercard、American Express)または銀行振込となります。
※クレジットカードでお支払いの場合、お申込み完了後に、決済代行会社(Stripe社)より、ご登録メールアドレス宛に電子領収書が送付されます。
申し込み締切
2022年12月19日(月)12:00注意事項
下記より注意事項を必ずお読みください。ご参加いただく前に
- 本セミナーは、動画共有サイト「Vimeo」を使用した録画配信セミナーとなります。
- Vimeoへの接続テスト用動画をご用意しておりますので、事前に接続可能か必ずご確認ください。
- 接続できない場合、貴社のセキュリティ管理者に、外部コンテンツ「vimeo.com」の視聴に関する設定をご確認ください。
セキュリティ上の制限がかけられている場合は、制限の解除を依頼するか、個人の端末等からご視聴ください。
ご受講にあたり
- セミナー開催の1週間前に、視聴用URL及びパスワードをメールにてご案内いたします。
セミナー当日、本URLよりログインいただき、ご視聴ください。
(12/13 17:00以降に申込された方は、開催前日までにメールをお送りいたします。)
ご案内メールが届かない方は、お手数ですが (dsemi@nikkan.tech) までご連絡ください。 - 当日は、セミナー開催時間15分前よりログインいただけます。時間に余裕をもってログインください。
動作環境について
- スピーカーが内蔵されているPC、またはスマートフォンなどのデバイスをご用意ください。
- アプリ等のインストールは不要ですが、視聴にはインターネット回線が必要です。
- ブラウザは、Chrome / Firefox / Microsoft Edge / Safari にてご視聴いただけます。
- ブラウザは最新版にアップデートしてからご利用ください。
- 視聴推奨環境の詳細はこちらをご確認ください。
- 有線回線等の安定した通信環境でご視聴ください(※10Mbps以上のインターネット回線速度推奨)。
- 常設のネットワーク環境ではなく、スマートフォンなどのパケット通信を使用する際には、パケット通信料がかかります。
諸注意
- 回線・機器の状況によっては通信が不安定になる場合があります。
また、それを原因とした映像等の不具合が発生したりする可能性がございますので、予めご了承ください。 - 本セミナーの録画・録音はご遠慮ください。また、無断に画面をスクリーンショットや撮影等をすることもご遠慮ください。
- 視聴用 URL を他の方に知らせたり SNS などで公開したりしないようお願いします。
キャンセルについて
- お申込み完了後、原則として、キャンセルはお受けできません。予めご了承ください。
関連書籍 ※本セミナーに書籍は含まれておりません。
『電池の覇者: EVの命運を決する戦い』製造業の頂上決戦!
巨額投資で市場を席巻する中国、韓国企業。世界をリードしてた日本企業は勝機を見出せるか--。
パナソニック、GSユアサ、村田製作所、ATL、サムスンSDI、LG化学、CATL、BYD……。
次世代革新電池を視野に入れた競争の最前線を徹底解説。
▼書籍の詳細はこちら
電池の覇者: EVの命運を決する戦い
『全固体電池入門』
2018年のトヨタの発表をきっかけに急激に注目の高まった全固体電池。
従来のリチウムイオン電池よりも安全、長寿命、高性能といわれており、期待を集めています。
本書は第一線の研究者が全固体電池のエッセンスをコンパクトにまとめた、初めての入門書です。
▼書籍の詳細はこちら
https://pub.nikkan.co.jp/books/detail/00003393