【iNEXT有料会員専用お申込み】今求められるカップルセラピーの理論と方法

◆日程とプログラム
2025年11月15日（土）　9時〜12時
（Zoomによるオンライン・セミナー）

注目新刊書「著者」研修会
今求められるカップルセラピーの理論と方法
―セックスレス日本における親密性の意味を問う―

◆講師
三田村仰（立命館大学教授）

【参考書】
「カップルセラピーの教科書（上巻）：ふたりのキッチン編」
「カップルセラピーの教科書（下巻）：ブロッコリーの花言葉編」

【指定討論】
日下華奈子（東京発達・家族相談センター心理職）

◆参加費　
臨床心理iNEXT有料会員（初級/中級会員・大学院会員・学部会員）：￥1,000　定員：150名
￥1,000（税抜き：￥910　税：￥90）
※フロンティア会員（無料会員）の方は【iNEXT有料会員以外・一般用】よりお申し込みください。

　★有料会員の方のリアルタイム視聴の申し込みページです。オンデマンド視聴は含まれておりません。

iNEXT有料会員以外・一般用の方：￥3,000（税抜き：￥2,728　税：￥272）
こちら【iNEXT有料会員以外・一般用】よりお申し込みください。

◆申し込み締め切り
2025年11月11日（火）24:00　
（同日時をもちまして本申し込みページが無効となります。定員に達した場合には、締め切り日を待たずに無効となります。）

※ Zoom URL等は、11月12日（水）にご登録メールアドレス宛に配信する予定ですので、必ずメールの内容をご確認ください。
※ 上記を過ぎても当日のご案内が届いていない場合は、迷惑メールをご確認ください。 見当たらない場合11月14日（金）12：00（正午）までに<user-support@cpnext.pro > までお知らせください。

※ 当日参加できない方に向けて「オンデマンド視聴のお申込み」を設けております。
参加費用：￥3,000（税抜き：￥2,728　税：￥272）

◆問題意識
現代の日本は、世界に冠たる“セックスレス”大国です。2024年3月に日本家族計画協会により発表された調査では、セックスレスである夫婦の割が64.2%と過去最高値をマークしています※１）。他の調査では、20代〜50代既婚者の68.2%がセックスレス傾向にあり、結婚３年未満の新婚夫婦でさえ5割以上がセックスレス傾向になるとのことです※２）

※１）https://spur.hpplus.jp/sdgs/femtech/svqsGw/　　　　　　　　　　　　　
※２）https://presswalker.jp/press/36656/ 

日本では、少子化が深刻な問題となっています。国の体制や国力を揺るがす重大問題です。それと関連して「こども家庭庁」ができたほどです。出生率の低下の主要因は、単純に言えばセックスレスです。また、虐待、ストーカー、DVなどの問題も深刻です。これらの問題は、カップルの親密性の破綻が背景にあります。したがって、セックスレスを含めて全てに関わるのが、カップル間の「親密性」の問題です。

そこで、臨床心理iNEXTでは、「カップルセラピーと親密性」をテーマとする研修会をシリーズで企画しました。講師は、「カップルセラピーの教科書」（上下2巻　日本評論社 2025）の著者の三田村仰先生です。今回は、その第1回研修会「今求められるカップルセラピーの理論と方法」の募集となります。シリーズは、下記の3回となっています。

【第1回】2025年11月15日（土曜　9:00~12:00）
今求められるカップルセラピーの理論と方法
―セックスレス日本における親密性の意味を問う―

【第2回】2025年12月20日（土曜　9:00~12:00）
家制度が残る日本でカップルセラピーを実践する
―本音で親密性を語るために―

【第３回】2026年2月7日（土曜　9:00~12:00）
「カップルセラピーの実際を学ぶ」事例検討会※３）
―日本におけるカップルセラピーの重要性と可能性―
※３）事例発表は、日下華奈子先生です。

◆企画趣旨
日本では、認知行動療法や精神分析などの個人心理療法が多く実践されてきました。それとともに家族療法やコミュニティ心理学といった集団システムや社会環境を扱う心理支援の方法も発展してきています。しかし、夫婦や恋人の「親密性」をテーマとするカップルセラピーは、海外では多くの実践がされているのにもかかわらず、日本ではあまり注目されてきませんでした。カップル療法を前面に掲げた実践となると非常に少ないのが現状です。

そこで、第1回研修会では、「カップルセラピーとは何か」をメインテーマとし、世界におけるカップルセラピーの発展の経過を紹介しつつ、カップルセラピーの考え方と方法を解説し、親密性の問題を抱える日本においてカップルセラピー導入の意義を明らかにします。

多くの方のご参加をお待ちしています。