何事のおわしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる
西行法師が『山家集』でうたったように、仏道を歩む僧侶たちも、路傍の祠の前に膝まづいて礼拝をしたものです。
滋賀県大津市にある東寺真言宗の大本山石山寺に伝わる『石山寺縁起』(鎌倉末期)や藤原氏の氏神、春日
神の霊験を描いた『春日権現験記』(鎌倉末期)など、いずれも第一級の文化遺産であり、当時の貴族や庶民の生活も伺える絵巻から、世界の宗教観からは稀なる日本における信仰文化「神仏習合」のはじまりを読み説いてみたい、と思います。
西行法師が『山家集』でうたったように、仏道を歩む僧侶たちも、路傍の祠の前に膝まづいて礼拝をしたものです。
滋賀県大津市にある東寺真言宗の大本山石山寺に伝わる『石山寺縁起』(鎌倉末期)や藤原氏の氏神、春日
神の霊験を描いた『春日権現験記』(鎌倉末期)など、いずれも第一級の文化遺産であり、当時の貴族や庶民の生活も伺える絵巻から、世界の宗教観からは稀なる日本における信仰文化「神仏習合」のはじまりを読み説いてみたい、と思います。
講師紹介
神崎 宣武
五十鈴塾塾長・民俗学者・神崎研究室室長
その他
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