【オンデマンド視聴お申込み（自由討論交流会は除く）】心理職iCommunity集会　心理職にトキメキを取り戻したい！

企画概要
心理職にとって、「社会に不可欠となるための心理職の専門性とは何か」、「そのような専門性の育成するのはどのようにしたら良いのか」は、重要な課題になります。この心理職の専門性と深く関わるのが「公認心理師制度」です。

公認心理師は、心理職の資格の一つであり、心理職＝公認心理師ではありません。心理職の専門性は、公認心理師とは独立して存在します。しかし、公認心理師は、国家資格であり、心理職養成の内容と方法を規定し、それを強制する権力を有しています。そのため、その影響力は絶大です。だからこそ、心理職は、規定された養成制度に単純に従うだけでなく、専門性の発展の観点から、その目標や指示について評価をし、意見を出していく必要があります。

心理職は、苦労して国家資格となりました。しかし、スクールカウンセラーの雇い止めに象徴的に示されるように雇用は不安定です。法律で医師の指示に従うことが規定されており、公認心理師制度の中で主体性を発揮するのが難しくなっています。苦労して公認心理師養成大学院を出て国試に合格しても、安定した就職口はありません。職能団体も乱立しており、心理的安全感も感じられません。そのため、若い人にとって心理職の魅力は低下しています。
このままでは、心理職の専門性も主体性も低下し、未来に向けて発展するワクワク感がなくなってしまいます。

そこで、臨床心理iNEXTでは、昨年11月から今年2月に実施された厚生労働省事業『令和5年度公認心理師 実習演習担当教員 及び 実習指導者養成講習会』（以下、「法定講習会」とする）の経験を踏まえて、冒頭に示したように3月20日（水曜＿祝日）に心理職の専門性の発展に向けて、そして「心理職にトキメキを取り戻すために、今何ができるのか」を議論する心理職iCommuniy集会を開催します。

心理職iCommuniy集会には、計５日間にわたる法定講習会に出席した九州産業大学准教授の三國牧子先生をはじめとする複数の大学教員に加えて、公認心理師法成立においてリーダーシップをとった元日本心理臨床学会理事長の野島一彦先生を迎えて、「心理職の専門性の教育」をどのようにしていくかを徹底議論します。


日程とプログラム
2024年4月3日（水）17時～4月17日（水）17時
（2024年3月20日（水）のオンライン・セミナーの動画を配信します）

心理職iCommunity集会（参加無料！）
心理職にトキメキを取り戻したい！ー法定講習会の限界を超えてー

第1部　法定講習会の経験から心理職の専門性を考える

【話題提供】法定講習会で「これじゃダメだ！」と感じたこと　
講師：三國牧子　九州産業大学准教授

【参加報告】法定講習会での経験を語る
報告者：法定講習会に参加した2名の大学教員

【コメント】心理職の発展に向けて
指定討論：野島一彦　九州大学名誉教授

第2部　心理職にトキメキを取り戻すことができるか？

【話題提供】言いたい放題「公認心理師制度に物申す」
講師：下山晴彦　東京大学名誉教授

【座談会】心理職にワクワク感を取り戻すために必要なこと
第1部発表メンバー＋野島＋下山


参加費
オンデマンド視聴(「自由討論交流会」以外の動画記録を配信)：￥1,000（税抜き：￥910　税：￥90）（定員：300名）
リアルタイム視聴に参加できない方に向けて「オンデマンド視聴」を設けております。

★当日のリアルタイム参加はできません。

リアルタイム参加はこちら【心理職iCommunity集会（参加無料！）心理職にトキメキを取り戻したい！】

申し込み締め切り
2024年4月2日（火）24:00　
（同日時をもちまして本申し込みページが無効となります。定員に達した場合には、締め切り日を待たずに無効となります。）

※ 視聴 URL等は、4月3日（水）にご登録メールアドレス宛に配信する予定ですので、必ずメールの内容をご確認ください。
届かない場合には、 4月10日（水）までに、Eメールにて<user-support@cpnext.pro> 宛にお問い合わせください。