【オンデマンド視聴お申込み】現場で役立つ遊戯療法の基本

企画趣旨
心理職が現場で出会う子どもの事例では、「問題が維持されている背景がわかりづらい」、「子ども自身の動機づけが低い」、「長期間支援をしているのに日常生活での変化が起こりづらい」、「保護者の理解が得られない」等、子どもの事例特有の “つまずき”が起こることがあります。

そこで、本研修では、このような“つなずき”に対処するのに役立つ、認知行動療法のアプローチをご紹介します。続いて、動画を用いながら、子どもの主体性を育む遊戯療法の基本的な進め方を学びます。子どもの事例に携わる多くの心理職の方にご参加頂ければと思います。


なお、今回の研修は、認知行動療プレイセラピー研修会シリーズの第１回となっています。今後は、次の研修会が予定されています。第２回、第３回の受付は、後日、臨床心理マガジンや臨床心理iNEXTサイトでご案内を致します。

【第2回】遊戯療法を使いこなす−認知行動療法を活用して−
7月16日（日曜）9時〜12時

【第3回】遊戯療法を使いこなすためのワークショップ
7月30日（日曜）9時〜12時

研修の目標
これまで日本心理支援では、プレイルーム内での遊戯療法のみに焦点が当てられていました。しかも、子どもを基本的に自己実現の力を持った善の存在とみなし、遊びを通して子どもの自己表現を促すことに主眼を置く「子ども中心プレセラピー」が中心となっていました。

そのため、遊戯療法の理解は、プレイルーム内での行動や表現に焦点が当てられ、その意味が解釈される傾向がありました。また、一定程度の自己実現の能力（≒遊ぶ力“があることが前提になっていました。このような遊戯療法の方法論では、発達障害や虐待などの定型発達が困難なケースや、現実場面での行動調整が必要なケースにおいて、どのように遊戯療法を活用するのかについての見通しが持てないでいました。

本研修では、認知行動療法に基づく遊戯療法を経験することで、子どもの遊戯療法経験を日常での行動や思考の変化につなぐための理論と方法をお伝えすることをことを目標とします。



講師
小倉加奈子（成仁病院 こころの発達支援室）
「公認心理師技法ガイド」（文光堂）の「プレイセラピー」項目の執筆担当者

【参考書】
「公認心理師技法ガイド」（文光堂）　P449-454



日程とプログラム
オンデマンド配信期間：7/12（水）17：00～7/26（水）17：00
（2023年7月2日（日）のオンライン・セミナーの動画を配信します）

現場で役立つ遊戯療法の基本
−認知行動療法をベースとして−

【前半】
1.子ども事例の特徴について知る
2.認知行動療法の見立て方について学ぶ

【後半】
3.遊戯療法の基本を学ぶ
4.保護者の協力を得るための要点を知る　
　　　　　
参加費
オンデマンド視聴：3000円　定員：300名
リアルタイム視聴に参加できない方に向けて「オンデマンド視聴」を設けております。

　★当日のリアルタイム参加はできません。
リアルタイム視聴…【iNEXT有料会員専用】【iNEXT有料会員以外・一般用】

申し込み締め切り
2023年７月11日（火）24:00　
（同日時をもちまして本申し込みページが無効となります。定員に達した場合には、締め切り日を待たずに無効となります。）

※ 視聴URL等は、７月12日（水）にご登録メールアドレス宛に配信する予定ですので、必ずメールの内容をご確認ください。
※ 上記を過ぎてもご案内が届いていない場合は、迷惑メールをご確認ください。 見当たらない場合は、7月19日（水）までに<user-support@cpnext.pro > までお知らせください。
※お申し込み後のキャンセル・返金は受け付けておりません。
※ 視聴期限間際や視聴期限を過ぎてからの視聴不可やURLの未着、期間延長のご希望などのお問い合わせにはお応えできません。