【iNEXT有料会員以外・一般用お申込み】「日本のオンライン心理サービスの最前線」

◆日程とプログラム
2025年6月20日（金）19:00~21:30
（Zoomによるオンライン・セミナー）

臨床心理iNEXT 第4回「心理サービス・マーケット」研究会
「日本のオンライン心理サービスの最前線」
―オンラインCBTとアバター相談のマーケットの現在―

◆講師
1)日本のオンライン心理サービスの実態
田嶋志保(東京大学・経済学部学生サポートルーム／臨床心理iNEXT)

2)オンライン認知行動療法の実際
小島康裕(マインドバディ株式会社)

3)アバター心理相談の実際
上田知子(パーソナルビジネスプロセスデザイン株式会社)

◆参加費　心理職以外の方も参加可能です
臨床心理iNEXT有料会員以外・一般：￥500　定員：150名
￥500（税抜き：￥455　税：￥45）

　★有料会員以外・一般の方のリアルタイム視聴の申し込みページです。
　　オンデマンド視聴は含まれておりません。

iNEXT有料会員方：無料
こちら【iNEXT有料会員専用】よりお申し込みください。

◆申し込み締め切り
2025年6月17日（火）24:00　
（同日時をもちまして本申し込みページが無効となります。定員に達した場合には締め切り日を待たずに無効となります。）

※ Zoom URL等は、6月18日（水）にご登録アドレス宛に配信する予定です。
上記を過ぎても当日のご案内が届いていない場合は、迷惑メールをご確認ください。
見当たらない場合には、6月20日（金）12：00（正午）までに＜icom-01@cpnext.pro＞宛に（通常の研修会とは宛先が異なります）お知らせください。

※当日参加できない方に向けて「オンデマンド視聴のお申込み」を設けております。

◆概要
コロナ禍を契機として、現実の面接室における対面での心理相談だけでなく、オンラインの心理相談が急増しています。最近では、チャットGPTに代表される生成AIの発展によるAI による心理相談も含めて多様なオンライン心理相談が現実場面での心理相談を凌ぐ勢いで発展しています。
オンライン心理相談は、事務室や面接室の確保などの現実的な準備作業を要しないために手軽に開業ができます。利用者も自宅などアクセスでき、心理相談の担当者も自宅などで対応できるため、場所の制約がなく、気軽に心理相談を実施できます。時間の制約に弱く、夜間も含めて柔軟に設定できます。さらに、サービス提供も、用いるICTの媒体や方法によって多様なバリエーションがあります。

このようなオンライ心理相談は、その手軽さや多様なあり方などによって急速に普及しています。心理サービスのマーケットという点では、現実の対面相談よりも、オンライン相談の方が主流となりつつあります。オンライン心理サービスは、心理職による実施よりも企業などが参入し、心理サービスをビジネスとして展開している場合が多くなっています。
そのため、心理サービスの質の保証がされていない場合が少なからずあり、倫理的な問題も生じやすくなっています。今後は、心理サービスを提供する会社と心理職との連携や協働が重要なテーマとなります。

◆プログラム
このように、今後の心理サービス・マーケットを考える上では「オンライン心理サービス」は主要なテーマとなっています。そこで、臨床心理iNEXTでは6月20日、金曜日の夜に第4回心理サービスのマーケット研究会を開催します。タイトルは「日本のオンライン心理サービスの最前線」です。

研究会では、オンラインの心理サービスということで、臨床心理iNEXT研究員の田島志保がまず「現在の日本においてどのようなオンライン心理サービスが展開しており、それがどのように分類できるか」をご紹介します。これを受けてオンライン認知行動療法(CBT)を提供するマインドバディ株式会社を運営されている小島康裕様に、課題を含めて運営の実際をお話しいただきます※１）。
それから、もうお一方がパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社の上田知子さんです。アバター相談のマーケットの現在ということで、バーチャルなアバターを使った相談「KATAruru」を開発し展開されている、その経験を踏まえてお話しいただきます※２）
※１）https://mindbuddy.co.jp
※２）https://www.persol-bd.co.jp/service/hrsolution/kataruru/