【講座内容】
現在、我が国のヨーガ実習者は650万人(2018年NHK発表)と言われ、以前の300万人より倍増しています。私が教えるリシケシ・ヨーガ・ニケタンでラージャ・ヨーガ専門の修行においても、沢山の中国人や南米からの参加者が来ています。50年ほど前には一般のインド人は誰もヨーガ実習をしていなかったのが、現在では1億人に達するとさえ言われています。またヴィヴェーカナンダ・ヨーガ大学でも世界中の若者たちが3年の学士課程、2年の修士課程、3年の博士課程でヨーガ療法を学んでいます。私も客員教授として毎年1回1週間にわたり、個々のクライアントに対する“見たてと指導(診断と治療)”の理論と実際を大学院生たちに指導しています。以上を踏まえ、伝統的ヨーガとヨーガ療法についてお話したいと考えています。
【講師プロフィール】木村慧心/日本ヨーガ療法学会
世界ヨーガ療法連合Global Consortium on Yoga Therapy(GCYT)創設役員/世界保健機構(WHO)ヨーガ指導基準・策定作業部会委員/アジアヨーガ療法会議 代表役員/日本ヨーガ療法学会 理事長/日本ヨーガ・ニケタン 名誉顧問/NPO法人日本ヨーガ療法士協会代表/インドSVYASAヨーガ大学大学院客員教授/インドshri shri 大学ヨーガ学部客員教授/SVTASAヨーガ大学DDEコース in Japan責任者
1969年東京教育大学理学部卒業後、京都大学にて宗教哲学、インド カイバルヤダーマ・ヨーガ大学にてヨーガ・セラピーを学びました。リシケシ・ヨーガニケタン開祖スワミ・ヨーゲシヴァラナンダ大師より聖名(ギヤーナ・ヨーギ)を拝受し、ラージャ・ヨーガ・アチャルヤ/阿闍梨となり、伝統的ラージャ・ヨーガをリシケシ・ヨーガニケタンにて指導しています。1994年よりインドのスワミ・ヴィヴェーカナンダ・ヨーガ研究財団と協力してヨーガ療法士養成講座を開催しています。同大学院客員教授として、ヨーガ・セラピーアセスメントを大学院生に講義をしています。大学院生に講義をしています。2019年第1回インド首相賞受賞(ヨーガの研究と普及に貢献)、世界保健機関WHO極東アジア代表委員(ヨーガ指導者教科内容策定委員会)。