神宮と舞楽

御神楽とは、神様に捧げる舞楽のこと。伊勢神宮の神楽殿では雅楽器の音色に合わせ、人長舞や倭舞が感謝と願いを込めて、神前に捧げられます。
年間1500回もお祭りが行われる伊勢神宮では、神様をもてなすため、神饌とともに重要とされるのが御神楽。江戸時代のお伊勢参りでは、御師宅で大大神楽を神に捧げるのが、人々の憧れでもありました。
現在の伊勢神宮には神宮楽師や舞姫が常駐し、神楽殿をはじめ、一年のお祭りにも奉仕しています。また、式年遷宮を記念して作られる新たな舞などもあります。伊勢神宮と御神楽について紹介します。