ヒカゲノカズラは、山野に自生する多年草で、名称は、「日蔭(ひかげ)」の「葛(かずら)」に由来するとされます。その名の通り、日蔭の地面を這うツタ状のシダ植物で、神話の中で天宇受売命(アメノウズメノミコト)が天岩戸の前で舞いをした際に身に纏ったともいわれ、大嘗祭などの宮中祭祀でも利用されるなど、神話や祭祀に関わりが深い植物です。『古事記』や『日本書紀』、『万葉集』などの古典にも記載があるほか、現在でも正月飾りの縁起物である蓬莱山に昇る龍を象った「掛蓬莱」の材料にもなっています。
本講座では、前半でヒカゲノカズラに関わる文化史を座学で学び、後半でヒカゲノカズラを使い、「掛蓬莱」を製作します。
正月を指折り数えるこの時期、「掛蓬莱」を作り、清々しい新年を迎えてみてはいかがでしょうか。
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