戦国時代の終わり頃、伊賀の山出という集落に清蔵という天狗によく似た男の子がいて皆から小天狗とよばれていました。少々変わった子で本人も小天狗と称し、成長して修験者となり「大峰三十六度」という厳しい修行を積んだそうです。
彼が生きた時代の伊賀は天正伊賀の乱といって織田信長が伊賀に攻め込み全て破壊し尽くして住民はほとんど皆殺しにされた悲惨な状態でした。清蔵は荒廃した地域の社寺の復興に大きな力を尽くしたのです。伊賀敢国神社の鉄湯釜、猪田神社の鰐口、生まれ故郷山出の勝因寺の梵鐘などの他、奈良や京都にも寄進した梵鐘がいくつかあるそうです。晩年は勝因寺に隠遁し、同寺には山伏姿の肖像彫刻が残っています。
伊賀復興のプロデューサーのような小天狗清蔵のお話です。
彼が生きた時代の伊賀は天正伊賀の乱といって織田信長が伊賀に攻め込み全て破壊し尽くして住民はほとんど皆殺しにされた悲惨な状態でした。清蔵は荒廃した地域の社寺の復興に大きな力を尽くしたのです。伊賀敢国神社の鉄湯釜、猪田神社の鰐口、生まれ故郷山出の勝因寺の梵鐘などの他、奈良や京都にも寄進した梵鐘がいくつかあるそうです。晩年は勝因寺に隠遁し、同寺には山伏姿の肖像彫刻が残っています。
伊賀復興のプロデューサーのような小天狗清蔵のお話です。
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