【iNEXT有料会員専用お申込み】「心理サービス・マーケット」拡大戦略会議

◆日程とプログラム
2025年10月17日（金）19:00~21:30
（Zoomによるオンライン・セミナー）

臨床心理iNEXT 第8回「心理サービス・マーケット」研究会
「心理サービス・マーケット」拡大戦略会議
―心理職が主体的に働ける職場を創る―

◆基調講演
◾️心理サービス・マーケットの開発を企画する
―ユーザーも心理職も満足できるサービスを創るー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
下山晴彦（臨床心理iNEXT代表）

［指定討論１］働く心理職の観点から
遠藤麻美（東京認知行動療法センター心理職）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
［指定討論２］マーケットの成長戦略の観点から
中島美鈴（中島心理相談所　所長）　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
［指定討論３］マーケットの拡大戦略の観点から
岡村優希　(株) CBTメンタルサポート　代表取締役社長　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
［指定討論4］心理サービスの企業経営の観点から
小島康裕（株）マインドバディ代表取締役／CE0

◆参加費　心理職以外の方も参加可能です
臨床心理iNEXT有料会員（初級/中級会員・大学院会員・学部会員）：無料　定員：150名
※フロンティア会員（無料会員）の方は、下記の【iNEXT有料会員以外・一般用】よりお申し込みください。

　★有料会員の方のリアルタイム視聴の申し込みページです。
　　オンデマンド視聴は含まれておりません。

iNEXT有料会員以外・一般用の方：￥500（税抜き：￥455　税：￥45）
こちら【iNEXT有料会員以外・一般用】よりお申し込みください。

◆申し込み締め切り
2025年10月14日（火）24:00　
（同日時をもちまして本申し込みページが無効となります。定員に達した場合には締め切り日を待たずに無効となります。）

※ Zoom URL等は、10月15日（水）にご登録アドレス宛に配信する予定です。
上記を過ぎても当日のご案内が届いていない場合は、迷惑メールをご確認ください。
見当たらない場合には、10月17日（金）12：00（正午）までに＜icom-01@cpnext.pro＞宛に（通常の研修会とは宛先が異なります）お知らせください。

※当日参加できない方に向けて「オンデマンド視聴のお申込み」を設けております。

◆現実認識
心理サービスへのニーズの高いのですが、心理職が他のサービスの下請け的立場にあるために、ユーザーに認識されることが少なく、直接的な利用者は少ないのが現状です。
マーケットいう観点からは、心理職自身が主体的にマーケットを展開できないでいます。さらに心理サービスのマーケットは非常に限定的であるのにかかわらず、公認心理師制度の下にどんどん心理職を育成しているために、安価な労働力の提供をしていることになっています。その結果、心理職の生産性は低く、給与は上がらず、安く使われる状況が益々進行しています。

このような状況にありながら、心理職自身は、心理サービスのマーケットを運営できていないだけでなく、「マーケット」という意識さえ持てていないまま、公認心理制度の中で「下請け」として使われる労働力（技術者や実務者）に位置付けられるようになっています。現在では、様々な事業者が心理サービス・マーケットに参入しているため、サービスの質の保証がされておらず、ユーザーからの信頼は得られていません。心理職は、心理サービスの実践者としての労働負荷は高いのにもかかわらず、学歴や労働負荷に相応しい賃金や地位などが配分されていないのが、心理職の悲しい現実です。

◆研究会の目的
このような心理職の現実に対して、他の職種が心理サービスや心理職の価値を高めてくれることは期待できません。ですから、心理職自身が主体的に専門性を発揮できる「サービス・マーケット」を開発し、開拓し、心理サービスの価値を高めていかなければならないのです。
「心理サービス・マーケット」が発展すると心理職の価値が上がります。心理職の価値（存在意義）が上がれば、心理サービスの経済価値が上がり、医療や行政等、他のサービス分野における心理職や心理サービスの価値が上がり、その領域における雇用や報酬の条件に影響を与えます。このような心理サービスの価値を上げるためのマーケット拡大はどのようにすれば良いのかを、今回の研究会では議論します。

次のことがテーマになります。
・どのようにして心理サービスの有効性を示し、質の保証をしていくのか　　
・心理サービスとしてどのようなテーマを開拓するか
・どのようにユーザーに存在を示すか（広報）
・心理サービスへのアクセスをどのように広げるか（ICTなど）
・どのような職種と連携し、どのように協働するか（仲間）
・経営をどうするか（ビジネスパートナーをどうするか）

多くの皆様のご参加をお待ちしております。