今回の参詣曼荼羅は大阪府和泉市にある施福寺です。西国三十三所の第四番目札所で標高600mの槇尾山上にあり、山岳修験の地として栄えました。
歴史は古く6世紀頃、行満上人が丈六の弥勒菩薩を本尊として開いたとされています。弥勒菩薩の右には文殊菩薩、左に十一面千手観音、この千手観音は行基の弟子であった法海上人の作と伝わり、興味深い由緒がありますが残念ながら火災で焼失し、今あるのは江戸時代に再興されたものです。
山岳修験の地だけに本堂まで30分ほど石段を登らなければならないので、三十三所でも難所で知られています。
さてサブタイトルの「落ちてゆく稚児」ですが、一体どうゆう状況なのでしょうか? 参詣曼荼羅から解き明かしていただきます。
講師紹介
西山 克
京都教育大学名誉教授
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