2021/10/24(日) 13:0016:00Googleカレンダー登録
申込締切

<東京大学・インクルーシブ教育定例研究会>早期発見・早期治療の何が問題か

子どもへの向精神薬処方を地域の問題として捉えなおしてほしい――相談先が病院だけという岡山の現状から
申し込みは終了しました
<ご好評につき、500人まで申し込めるようにしました>

発達障害者支援法の施行以降、「発達障害者」の早期発見・早期治療が様々な形で施策されてきました。その施策が最も「充実」している県の一つが岡山県です。

今回、ご講演をいただく安藤希代子さんは、岡山県倉敷市で、障害を持つお子さんの子育てをされてきました。

安藤さんによれば、「極端に言うと「子どもらしい子ども」は皆、発達障害児扱いされてしま」う現状が岡山県にはあります。幼稚園で、保育園で、子育て支援の場で、子育て相談の窓口で、家族間で、「それ(発達障害)っぽいよね」と言われ、医師が紹介されてしまう。医師に育児相談すると、結果としてかなりの割合で薬が処方されてしまうのだそうです。

また、安藤さんは「地域の相談支援を強化すべき」と考え、現在、障害児の保護者支援活動を行う認定NPO法人ペアレント・サポートすてっぷ理事長をされています。

当日は、「早期発見・早期治療」が岡山県ではどのように行われ、「幼児への向精神薬処方が止まらない」現実が生まれているのか、その背景にどのような問題があるのか、さらに地域の子育て支援の可能性について具体的にお話をいただく予定です。

皆様のご参加をお待ちしています。
会場
オンライン(zoom)、無料
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住所
アクセス

講演者紹介

安藤 希代子

障害児の保護者支援活動を行う認定NPO法人ペアレント・サポートすてっぷ理事長。著書に、『ひとりじゃないよ――倉敷発・居場所づくりから始まる障がい児の保護者支援』(吉備人出版)。「子どもへの向精神薬処方を地域の問題として捉えなおしてほしい――相談先が病院だけという岡山の現状から」『福祉労働』170号、2021年3月、など。

タイムテーブル

時間 内容
13:00 ご講演
15:00 休憩
15:10 質疑、ディスカッション
16:00 終了予定

注意事項

本研究会は、zoomによるオンライン配信にて行います。
カメラ・マイクをオフにしてご参加いただけます。
お名前を他の参加者に知られたくない方は、zoomに入室後、お名前を変更できます。
当日、研究会の記録として録画を行います。
録画はお申し込みいただいた方のみを対象に、後日、期間を限定して公開します。
ご参加の皆様ご自身による録画、画面のキャプチャなどはお断りしています。
 

配慮事項

配慮事項のある方は、10月20日までにご相談ください。

お問い合わせ先

お問い合わせは、以下に御願いします。


bfcf200906<アットマーク>gmail.com

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