薬木キハダ(ミカン科落葉広葉樹)の樹皮は、生薬オウバク(黄檗)と呼び、古くから和漢胃腸薬の主原料として利用されてきました。奈良県では、1300年以上続く「陀羅尼助(だらにすけ)」、700年以上続く「三光丸(さんこうがん)」が代表的な丸薬です。本講演では、奈良の薬に関する歴史文化を交えながら、薬木キハダについてお話しします。また、実際にキハダの樹皮を採取する作業も行います。軍手、工具はこちらでご用意いたします。お土産付き。
講演者紹介
保科政秀:有限会社ポニーの里ファーム
農業生産法人有限会社ポニーの里ファーム 統括マネージャー
大学院生の頃から奈良県高取町のまちづくりに関わり、民間企業に勤務後、2014年から現在の職につく。薬草の6次産業化を進めるため日々奮闘。キハダの未利用部位活用したブランド『Re;KIHADA』をリリース。奈良県を中心に薬草や未活用資源に新たな価値を生む活動を行っている。
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