2025/12/19(金) 20:0022:00Googleカレンダー登録
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「名前を書けば受かる学校」が教えてくれる、本当のインクルーシブ教育 〜「できない」を嘆くより、「できている」を認め合う場所のつくり方〜

東京大学・インクルーシブ教育定例研究会、オンライン、無料
申し込みは終了しました
3000名募集
約1700人申し込み、12月17日現在。


「いいんだよ、君は君のままでいい」


福岡県にある立花高等学校(クリックすると学校ホームページに飛びます)は、不登校経験者が8割いる学校です。不登校や発達障がいを抱える生徒たちが全国から集まり、笑顔を取り戻していく「奇跡の学校」として注目されています。

なぜ、子どもたちはここで変われるのか? それは、大人が「見方」を変えたからです。まさに障害の「社会モデル」による学校改革がありました。

今回の講演会では、生徒たちから「校長ちゃん」と慕われる齋藤眞人先生をお招きし、誰もが居場所を感じられるインクルーシブな学校(社会)づくりについてお話しいただきます。

齋藤先生の言葉には、私たちが無意識に持っている「正しさ」を揺さぶる力があります。著書にある印象的なエピソードやフレーズとともに、そのエッセンスを少しだけご紹介します。

1. 「名前を書けば受かる」は恥ずかしいこと? かつて揶揄されたこの言葉を、齋藤先生は誇りを持って肯定します。
「名前を書きさえすれば受かる。その通りなんです。(中略)命の大切さの前にはいかなる人も平等なのです」『「いいんだよ」は魔法の言葉』より)

2. 「優しさ」が通用しない社会でいいのか ある生徒が言った「優しいだけじゃ社会に出たら通用せんって言われた」という言葉に対し、齋藤先生はこう誓いました。
「優しいだけじゃ通用しない社会ならば、私は社会側を変えていく大人でありたい」『それで、よかよか』より)

3. 「逃げる」ことにも勇気がいる 不登校や引きこもりを「弱さ」と決めつけていませんか?
「学校に行くことをあきらめる代わりに、『生きる』ことをあきらめないための勇気のいる行動なのかもしれません。逃避には本当に勇気が必要なことに気づきましょう」『それで、よかよか』より)

4. 「白紙の答案」の裏側を読む テストが0点だったとき、現象だけを見て叱っていませんか?
「大切なのは表に出てくる“現象”ではなく、そこに隠された“感情”だと私は常々思っています。(中略)声にならない声を聞き、目には見えない文字を読み取る想像力は、私たちの社会をとても温かくしてくれる」『それで、よかよか』より)

立花高校が目指しているのは、「不登校の子どもたちが、安心して不登校でいられる学校」であり、「できないことを嘆くより、できていることを認め合う」コミュニティづくりです。

「それで、よかよか」 そう言える大人が増えれば、学校は、そして社会はもっと優しくなれるはずです。

不登校や発達の課題を抱える子どもとの向き合い方に悩んでいたり、「こうあるべき」というプレッシャーに疲れてしまっている保護者や教師の皆さん、さらに「インクルーシブ教育」という言葉を、もっと肌感覚で理解したい市民の皆さんに広くご参加いただきたいと思います。

お申込みいただいた方には、後日録画をお送りしますので、当日ご都合がつかない方も安心してお申し込みいただけます。
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アクセス

講演者紹介

齋藤眞人(さいとう まさと)

1967年、宮崎県生まれ。公立中学校の教員を経て、2004年に学校法人立花学園立花高等学校の教頭として赴任。2006年から同校の校長を務める。文部科学省の「不登校に関する調査研究協力者会議」の委員。

タイムテーブル

時間 内容
20:00 ご講演開始
21:30 10分休憩後、質疑、ディスカッション
22:30 終了予定

注意事項

・文字通訳による情報保障を行います。
そのほかの配慮が必要な場合、早めにご相談ください。

・当日、チャットで意見交流を行います。

・文字保障・チャット機能を十分にご利用になられたい方、チャット機能を制限したい方は、パソコンでのご参加をお勧めします。

・スマホやタブレットでは、文字保障を利用できなかったり、チャットの表示を消す機能が使用できないことがあります。ご容赦ください。

・ウェビナーで行いますので、カメラオフ、マイクオフでご参加いただけます。参加していることが他の方にわかることはありません。

・後半で質疑を行います。質問をお出しいただいたり、ご意見をご発言になる方については、お名前も含めて録画されます。その点、予めご了解のほど、お願いします。

・後日録画を配信します。ウェビナーの(切抜き)動画をSNSなどにアップすることはご遠慮ください。
申し込みは終了しました