3000名募集
今回ご登壇いただくのはご登壇いただくのは、現在、金沢大学法学類の3年生に在学中の村上紗楓(さやか)さんです。村上さんは、全身の筋力が低下する難病で日常生活に全面的な介助が必要です。
<中日新聞>【石川】金大進学 難問越えて 全介助必要な18歳 村上さん(クリックすると新聞記事に飛びます)
1月にご講演いただいた徳田茂さんの「ひまわり教室」との出会いの中で、たくさんの子どもと一緒に育ってほしいというお母様の願いで、地域の普通学校・普通学級に就学しました。
写真にあるように、特に低学年のころはいろんなお友達に囲まれて育った紗楓さんですが、同時に様々な嫌な体験にも直面してきました。
今回の研究会のタイトル、「それでもここにいたいんです」と紗楓さんが叫んだのは中学校の時です。その当時のことをのちにお母さんは次のように振り返っています。
1年生の後半、クラスの中で紗楓に対して嫌なことを言う子どもたちがいて、紗楓はしばらく学校に行けない時期がありました。先生方もいろいろ考えて下さったのですが中々状況は好転しませんでした。
当時の担任の先生が、紗楓のことをみんなに理解してもらおうと学活を開いたそうです。話し合いの最後の頃に紗楓は、自分のことを「ずるい」とか「邪魔だ」とか「なんでここに居るんだ」とかいう子たちに対して、泣きながら「それでも私はここ(このクラス)に居たいんです!!」と叫んで訴えたそうです。この話を後から担任の先生から聞きました。やりきれなくて胸が締め付けられる思いでした。でもそれと共に私自身「喝」を入れられたような気持ちでした。
幼稚園の時もそうでしたが紗楓にとって「みんなと一緒の場所にいる」ことは状況の良し悪しに関係なく当たり前のことなのでした。この時、私自身が紗楓に支えられ手を引かれて、ここまでやってこられたのだとつくづく実感しました。私の方が紗楓から力を貰っていたのです。
その後も、紗楓さんは、うれしいことも、つらいことも経験してきたといいます。「悩みがあるのは、みんな同じ。自分だけじゃない」。その思いを胸に、今年学部4年生として、卒業最終年を迎える紗楓さんは、法科大学院に進学して、弁護士や法律家として人を助ける仕事につくことをめざしています。
当日は、お母様村上悦子様に、幼少時の紗楓さんの思い出をうかがうとともに、紗楓さんから、普通学校・普通学級の中で笑ったり・喧嘩したり・仲直りしたりという友達との生活のなかで学んだこと、考えたこと、疑問に感じたことなど、等身大の紗楓さんの思いをうかがいたいと思います。
普通学校・普通学級で学ぶことの意味を考えてみたい当事者の方、保護者の方、そしてインクルーシブ教育についてより深く考えてみたい教育関係者、市民の皆様にぜひご参加いただきたい内容となっています。
当日は、マイクオフ・カメラオフで、ご参加いただけます。
また、後日申込者限定で録画を配信します。興味はあるけど、当日ご都合がつかない皆様にも安心してお申し込みいただけます。
周りにご興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひシェアしていただけたら幸いです。
皆様のご参加をお待ちしています。
今回ご登壇いただくのはご登壇いただくのは、現在、金沢大学法学類の3年生に在学中の村上紗楓(さやか)さんです。村上さんは、全身の筋力が低下する難病で日常生活に全面的な介助が必要です。
<中日新聞>【石川】金大進学 難問越えて 全介助必要な18歳 村上さん(クリックすると新聞記事に飛びます)
1月にご講演いただいた徳田茂さんの「ひまわり教室」との出会いの中で、たくさんの子どもと一緒に育ってほしいというお母様の願いで、地域の普通学校・普通学級に就学しました。
写真にあるように、特に低学年のころはいろんなお友達に囲まれて育った紗楓さんですが、同時に様々な嫌な体験にも直面してきました。
今回の研究会のタイトル、「それでもここにいたいんです」と紗楓さんが叫んだのは中学校の時です。その当時のことをのちにお母さんは次のように振り返っています。
1年生の後半、クラスの中で紗楓に対して嫌なことを言う子どもたちがいて、紗楓はしばらく学校に行けない時期がありました。先生方もいろいろ考えて下さったのですが中々状況は好転しませんでした。
当時の担任の先生が、紗楓のことをみんなに理解してもらおうと学活を開いたそうです。話し合いの最後の頃に紗楓は、自分のことを「ずるい」とか「邪魔だ」とか「なんでここに居るんだ」とかいう子たちに対して、泣きながら「それでも私はここ(このクラス)に居たいんです!!」と叫んで訴えたそうです。この話を後から担任の先生から聞きました。やりきれなくて胸が締め付けられる思いでした。でもそれと共に私自身「喝」を入れられたような気持ちでした。
幼稚園の時もそうでしたが紗楓にとって「みんなと一緒の場所にいる」ことは状況の良し悪しに関係なく当たり前のことなのでした。この時、私自身が紗楓に支えられ手を引かれて、ここまでやってこられたのだとつくづく実感しました。私の方が紗楓から力を貰っていたのです。
その後も、紗楓さんは、うれしいことも、つらいことも経験してきたといいます。「悩みがあるのは、みんな同じ。自分だけじゃない」。その思いを胸に、今年学部4年生として、卒業最終年を迎える紗楓さんは、法科大学院に進学して、弁護士や法律家として人を助ける仕事につくことをめざしています。
当日は、お母様村上悦子様に、幼少時の紗楓さんの思い出をうかがうとともに、紗楓さんから、普通学校・普通学級の中で笑ったり・喧嘩したり・仲直りしたりという友達との生活のなかで学んだこと、考えたこと、疑問に感じたことなど、等身大の紗楓さんの思いをうかがいたいと思います。
普通学校・普通学級で学ぶことの意味を考えてみたい当事者の方、保護者の方、そしてインクルーシブ教育についてより深く考えてみたい教育関係者、市民の皆様にぜひご参加いただきたい内容となっています。
当日は、マイクオフ・カメラオフで、ご参加いただけます。
また、後日申込者限定で録画を配信します。興味はあるけど、当日ご都合がつかない皆様にも安心してお申し込みいただけます。
周りにご興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひシェアしていただけたら幸いです。
皆様のご参加をお待ちしています。
その他
ウェビナーですのでカメラオフ・マイクオフでご参加いただけます。また、他の方にご参加が知られることはありません。
後日、お申込者限定で録画を配信します。
申し込みは終了しました