【3000名へと増枠致しました(8月16日)】
開催情報
【日程】 2021年8月22日(日)9:00~12:30
【主催】 東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター
【共催】 自由が丘こころの発達研究所LIBO、東京大学産学協創フォーラム臨床心理iNEXT
【開催方法】 オンライン(Zoomウェビナー)でのシンポジウム
【参加対象者】 発達障害のペアレントプログラムやペアレントトレーニングなどに関心のある保護者、支援者,心理職、教員、学生
【募集人数】 3000名←1000名に拡大致しました(無料)
【申し込み】 本ページの申し込みフォームよりオンライン受付
※参加費は無料です。
※本ページの申し込みフォームより参加申し込みをお願いします。
※配信URLにつきましては、後日改めてメールにてお送りいたします。
※事前・当日のお問い合わせはこのページの上部・下部にあります「イベントへの質問」よりお願い致します。
趣旨
2020年4月の緊急事態宣言より始まったコロナ禍においては、感染症拡大防止のために乳幼児健診や発達相談が延期されたり簡略化されたりするなど、地域での発達支援の現場では大きな混乱が生じた。その一方で、対面リスク軽減のために広がったICT技術を活用した通信システムやWEB支援ツール活用の可能性はますます大きくなってきている。とりわけ双方向のオンライン通信システムの技術革新は安全性だけでなく、移動を必要としないという点で経済性の高さや専門的支援の地域均てん化というパラダイム変換につながる大きな可能性を秘めている。
本シンポジウムでは、緊急事態宣言期間をきっかけに我が国の発達支援の現場で実現化が進んだオンラインによる親子への支援について焦点をあて、双方向オンライン会議システムや支援アプリの活用の実際から、その目的や実施上の課題などについて話題を提供する。加えて、海外における遠隔による親子支援技術についての情報などを話題提供し、わが国におけるオンラインを用いた発達支援の課題や将来の可能性について議論する。
プログラム
◆開会のご挨拶 小玉重夫 東京大学大学院教育学研究科 研究科長
◆企画趣旨説明「今こそ、発達支援Innovation」
・下山晴彦(司会) 東京大学大学院教育学研究科 教授
第1部 オンライン支援の現状と課題
◆話題提供1「海外での自閉スペクトラム症の子どもへのオンライン支援」
・黒田美保 帝京大学文学部 教授
◆話題提供2「日本の子育て支援におけるオンライン活用の現状と課題」
・奥山千鶴子 NPO法人子育てひろば全国連絡協議会 理事長/認定NPO法人びーのびーの 理事長
第2部 オンラインによる親支援の新たな試み
◆話題提供3「“こだわり”のある子どもの親の困難と支援」
・野中舞子 東京大学大学院教育学研究科 専任講師
◆話題提供4「オンラインによるペアレントプログラムの課題と将来性」
・東敦子 帝京大学大学院文学研究科 博士課程/国際学院埼玉短期大学 スクールカウンセラー
◆話題提供5「子育てにおける親の怒りへの、アプリを用いた心理支援」
・髙堰仁美 東京大学大学院教育学研究科 博士課程
◆研究プロジェクト紹介と協力者募集[対象:幼児(2歳〜6歳)の保護者]
①個別オンライン保護者支援
_『強迫とこだわり』のある幼児
②アプリ活用オンライン・ペアレントプログラム
_『対人コミュニケーションに躓き』のある幼児
第3部 オンライン発達支援の発展に向けて
◆指定討論「オンラインによる発達支援への期待」
・田中尚樹 厚生労働省障害福祉課 専門官
◆座談会
黒田・奥山・野中・田中 下山(司会)
◆閉会の辞 小国喜弘 バリアフリー教育開発研究センター長
講演者紹介
黒田美保
帝京大学文学部 教授
奥山千鶴子
NPO法人子育てひろば全国連絡協議会 理事長/認定NPO法人びーのびーの 理事長
野中舞子
東京大学大学院教育学研究科 専任講師
東敦子
帝京大学大学院文学研究科 博士課程/国際学院埼玉短期大学 スクールカウンセラー
髙堰仁美
東京大学大学院教育学研究科 博士課程
田中尚樹
厚生労働省障害福祉課 専門官