2024/12/2(月) 13:3019:30Googleカレンダー登録
申込締切

工場長サミット2024

製造業を強くしたい人たちのミートアップ
申し込みは終了しました
【概要】
主催:モノづくり日本会議、日刊工業新聞社
日時:2024年12月2日(月)  講演・ネットワーキング:13:30~19:30
会場:東京ミッドタウン八重洲カンファレンス
参加費:モノづくり日本会議会員・招待/無料
    一般/19,800円(税込)
定員:400名

【開催趣旨】
工場のリーダークラスや本社の事業部門、生産部門など製造業のステークホルダーたちが集う参加型のイベント。講演を起点にネットワーキング、グループワークなどを通じてさまざまな課題を共有認知する場にする。業界や企業の枠を超え、視座を上げ、未来志向のモノづくりを目指す。

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【プログラム】
総合司会 和える 代表取締役 矢島 里佳氏
  • 《基調講演》「製造業の壁」
 2009年に国内製造業で最大の赤字を出した日立製作所。今やグローバルハイクオリティーで勝負する企業に変容しつつある。昨年「日立の壁」を上梓した東原敏昭会長。社長・CEO時代に突破してきた壁には、日立固有のものから製造業全体に共通するものもある。企業の大小問わずリーダーとして決断する考え方、また2050年に向け人口減やテクノロジーによって変容するビジネス環境において「未来社会をデザイン」する力などを共有する。
※特にこんな人にお勧め
大手製造業の経営幹部候補、30-40代のアクティブなミドル層、中堅・中小企業の経営層。

《登壇者》
日立製作所 取締役会長 代表執行役 東原 敏昭氏
 
  • 《セッション1》「急げ、製造業・工場のサイバーセキュリティー対策」
 この1年で企業へのサイバー攻撃の件数は倍増したとも言われている。製造業にとって生産が止まれば致命傷になりかねない。工場にはITの専門家が多いわけではなく、全社の連携が欠かせない。三菱電機は国内に多くの生産拠点をもちOT技術に定評がある。三谷英一郎常務執行役員には、具体的な事例や同社が外販している対策ソリューションなども紹介してもらう。モデレーターを交え、官民連携のあり方や中小企業の対応策など実践的な対策について議論を深めていく。
※特にこんな人にお勧め
大手製造業のサイバーセキュリティー担当部門、IT部門、生産部門。対策人員などリソースが不足している中堅・中小製造業など。

《登壇者》
三菱電機 常務執行役、CIO(情報セキュリティ、IT担当)、ビジネスプラットフォームビジネスエリアオーナー 三谷 英一郎氏
東京大学 教授 江﨑 浩氏
<モデレーター=マーシュジャパン シニアエバンジェリスト 佐藤 徳之氏>
 
  • 《セッション2》「迫りくる欧州規制、工場環境データの開示にどう向き合うか​」
 環境規制の緩い国からの輸入品に事実上の関税をかけるEUの新たな仕組み「CBAM(国境炭素税)」では、直接課税を回避するため製品出荷単位レベルでのエビデンス化された環境情報を要求される。コンピュータストレージ製品や医療分野での欧州輸出を進めている日立製作所では、さまざま欧州の規制に対し対応を進めている。国内外の工場現場、IT、規制事情に精通するモノづくり戦略本部本部長の無藤里志氏にBOMをベースとしたLCA構築や、モデレーターを交えGXや環境経営の向き合い方について語ってもらう。
※特にこんな人にお勧め
大手製造業の環境部門、IT部門、経営戦略部門、工場現場のデータ管理責任者。欧州でビジネスをしている中堅・中小企業の経営層。中央・地方の環境行政の担当者

《登壇者》
日立製作所 モノづくり戦略本部 本部長 兼 環境インターナルイニシアティブ本部員 無藤 里志氏
<モデレーター=日刊工業新聞社 編集委員 松木 喬>
 
  • 《セッション3》「コマツのグローバル生産・調達戦略」
 日本の大手製造業の中でも高い収益率を誇るコマツ。国内外の生産拠点数は58カ所に上り、海外売上比率は90%に達する。有望市場や地政学リスクなどをにらみながら地域間の需要変動にフレキシブルに対応したサスティナブルなオペレーションの神髄はどこにあるのか。海外駐在経験も豊富な柳沢是清常務執行役員が、生産・調達戦略の最前線を紹介する。
※特にこんな人にお勧め
生産・調達部門で意思決定権を持った人。経営企画部門でグローバルな戦略立案に携わっている人。中堅・中小企業で新たな海外進出を考えている経営層。

《登壇者》
小松製作所 常務執行役員 生産本部長 柳沢 是清氏
 
  • 《セッション4》「老舗工作機械メーカーが実践、労働人口激減でも存続する『工場のカタチ』」
 生産年齢人口は2006年に比べ650万人も減少した。製造業にとって「働ける人がいなくなる」時代にどう対処すべきか。中村留精密工業の中村匠吾社長は一昨年に31歳の若さで社長に就任、「現場の負担を削る」をミッションに掲げ新しい挑戦をしている。魔法の意味が込められた新工場はそれを具体化したもの。ピンチをチャンスに変える実践的な「工場変革」へのアプローチを紹介する。
※特にこんな人にお勧め
人手不足に困っている大手の工場長クラスや中堅・中小企業の経営層。営業や設計など生産部門と向き合って、会社変革を進めたい人。

《登壇者》
中村留精密工業 代表取締役社長 中村 匠吾氏
 
  • セッション5》「DXが推し進めるサプライチェーンのゲームチェンジ」
 製造業にとってサプラチェーンをDXによってどう効率化できるかは、競争力に直結する。データ活用によって組織のクロスインダストリーなどを支援する富士通。企業の課題解決型ソリューションに精通する宮田伸一氏が 変革への要諦を解説する。製造業向けSaaSスタートップの代表格であるキャディ。AIデータプラットフォームのサービスは、多くの納入実績を持つ。加藤勇志郎社長にサプライチェーンで起こっている大きな変化を解説してもらう。モデレーターを交えたトークでは、製造業でDXが進まない理由、企業の枠を超えたデータエコシステムの可能性、AIの活用などにもついて話題を広げる。
※特にこんな人にお勧め
製造業の生産、調達、開発、IT部門。サプライチェーンのコスト削減が命題の責任者。中堅・中小企業で大手製造業とのビジネスチャンスを狙っている経営層など。

《登壇者》
富士通 クロスインダストリーソリューション事業本部 本部長 宮田 伸一氏
キャディ 代表取締役 加藤 勇志郎氏
<モデレーター=ユーザベース 執行役員 光岡 亮介氏> 
 
  • 《セッション6》「半導体と地政学リスク、製造業が知るべきハイテク冷戦時代の危機と商機​」
 今や最も重要な戦略物資となった半導体。台湾TSMCが日本に新工場を稼働させ、さらなる増設もにらむ。地政学リスクなどを考えると、大統領選を控える米国の動向からも目が離せない。ジャパンマテリアルはガスをはじめ半導体工場のインフラ関連で強い事業基盤を持ち、田中久男社長は日本のTSMCの事情も最も知る人物の一人。林成蔚氏は蔡英文政権時代の政策アドバイザーを務め、日本だけでなく米国高官とも強いパイプを持つ。「半導体立国」復権への要諦を議論する。
※特にこんな人にお勧め
半導体事業を高度なレベルで意思決定すべき人、TSMCの最新事情を知りたい人、台湾や米国政府の半導体戦略について知りたい人。

《登壇者》
ジャパンマテリアル 代表取締役社長 田中 久男氏
地政学・経済安全保障コンサルタント、元台湾NSCシニアアドバイザー 林 成蔚氏
<モデレーター=ジャーナリスト(元東洋経済新報社記者) 杉本 りうこ氏>
 
  • 《クロージングセッション》「AI時代におけるモノづくり現場の人材育成と工場長の素養とは?」
 AIが浸透すればホワイトカラーの多くの業務が取って代わられる可能性がある。一方で生産現場の人材の価値は高まるだろう。デジタルもAIも使いこなすのは人であり、経済成長と雇用、技術革新のバランスをどうとっていくか。「変えること、変えないこと」は何か。モノづくり現場を熟知した3者によるトークセッション。
 トヨタグループの工場のチームリーダーを「おやじ」と呼ぶ。入社して60年超、現場からのたたき上げの河合満氏は「TOP OF おやじ」。東京鋳造所は徹底的に効率化された工程と社員の能力アップにより、小澤淳社長は「Made In Japanの再構築」を目指している。石川樹脂工業は今年、第1回日経リスキリングアワードの大賞に選ばれた。石川勤専務は約10年間、P&Gに勤務後、3代目として家業に就いた。
※特にこんな人にお勧め
トヨタの実践的な工場マネジメントを知りたい人。優良中堅・中小企業のモノづくり人材のノウハウを知りたい人。
自動化・デジタル化の肝を知りたい人。

《登壇者》
トヨタ自動車 Executive Fellow(おやじ) 河合 満氏
東京鋳造所 代表取締役 小澤 淳氏
石川樹脂工業 専務取締役 石川 勤氏
<モデレーター=レオス・キャピタルワークス 代表取締役社長 藤野 英人氏>

 ★《特別プログラム》
「広がる製造業のオープンイノベーション、スタートアップが本音で話す協業成功モデル」

※16:45~17:45 = 5階ネットワーキング会場
会場
東京ミッドタウン八重洲カンファレンス
ホームページ
https://www.yaesu.tokyo-midtown.com/conference
住所
〒1040028 東京都中央区八重洲二丁目2番1号
アクセス

登壇者

東原 敏昭氏

株式会社日立製作所 取締役会長 代表執行役
 1977年4月日立製作所 入社。電力会社や鉄道会社などが利用する制御システムの品質保証に従事。ドイツ駐在や子会社社長などを歴任。2009年3月期に当時製造業過去最大となる7,873億円の純損失を計上した同社の経営の立て直しに奔走。2014年4月社長兼COO、2016年4月社長兼CEOを歴任。2022年4月よりCEOを後継に譲り現職。社外でも経団連副会長などの要職を兼任し、産業競争力強化や教育、DX、GXなど我が国の抱える様々な社会課題の解決に尽力。

三谷 英一郎氏

三菱電機株式会社 常務執行役、CIO(情報セキュリティ、IT担当)、ビジネスプラットフォームビジネスエリアオーナー
 1985年、三菱電機株式会社入社。入社以来ほぼ一貫して大規模情報システムのプロジェクト管理業務に従事。1997年から4年半シリコンバレーに駐在。2021年 社内DX推進部門であるプロセス・オペレーション改革本部長、2022年 CIO(情報セキュリティ、IT担当、プロセス・オペレーション改革本部長)を経て、2023年より現職に着任。「デジタルとITの力で未来を拓き、みんなにワクワク感と笑顔を届ける」をパーパスとして、三菱電機グループのIT・セキュリティガバナンス、DX推進、情報システム・サービス事業を牽引。

江﨑 浩氏

東京大学 教授
1987年九州大学修士了。同年4月(株)東芝入社。1990年より2年間 米国ベルコア社、1994年より2年間 米国コロンビア大学にて客員研究員。1998年10月より東京大学大型計算機センター助教授、2001年4月より東京大学 情報理工学系研究科 助教授。2005年4月より現職。WIDEプロジェクト代表、JPNIC理事長、東大グリーンICTプロジェクト代表、日本データセンター協会 副理事長/運営委員会委員長、IPTVフォーラム理事長、理事長。工学博士(東京大学)。

無藤 里志氏

株式会社日立製作所 モノづくり戦略本部 本部長 兼 環境インターナルイニシアティブ本部員
 1985年株式会社日立製作所に入社。電子デバイス事業部でCRTの生産技術に従事し、東南アジア、インド、中国、米国に駐在。2008年より中国で液晶関連の日立光電(呉江)有限公司の総経理。2012年より日立オートモティブシステムズに移籍し、執行役サスペンション事業部長。2021年に日立製作所に復帰し現在に至る。モノづくり日本会議代表幹事を兼務。

柳沢 是清氏

株式会社小松製作所 常務執行役員 生産本部長
 1985年横浜国立大学工学部卒。同年コマツ入社、大阪工場を皮切りに建機の生産技術や製品の原価企画に携わる。種々の新工場プロジェクト(茨城・インド・米国)をリード。2015年に大阪工場長、17年から北米(コマツマイニングEVP兼COO)、21年に建機マーケティング本部長を経て23年から現職。国内外の製造ならびにマーケティングのマネジメント経験を活かし、現在は生産・調達に加えて製品ライフサイクル上流の商品開発から下流のアフターマーケットにいたるバリューチェーン全体の価値創造をけん引。

中村 匠吾氏

中村留精密工業株式会社 代表取締役社長
 慶應義塾大学大学院卒業後、2015年中村留精密工業入社。IoT及びICTシステムの開発と工場現場での定着を目指すプロジェクトや複合加工機の新製品及びソフトウェア開発に参画し、2018年からは専務取締役として自社の主力である工作機械事業を統括。2022年4月代表取締役社長に就任。趣味はX(Twitter)と銭湯と甘いもの巡り。あだ名はまるさん。技能検定機械加工(数値制御旋作業)1級。1991年3月12日石川県金沢市生まれ。

宮田 伸一氏

富士通株式会社 クロスインダストリーソリューション事業本部 本部長
 2024年5月より現職にてFujitsu Uvanceビジネスを担当。企業・業種横断による社会課題の解決を目指してソリューション開発と事業化を統率。前職(外資大手ソフトウェア)では顧客の業務・経営改革プロジェクトの立ち上げ支援、またクラウド事業統括として営業部隊とカスタマーサクセス部隊の両方を統率。様々な業界における企業活動及び業務に関する幅広い視点と知見を保持。

加藤 勇志郎氏

キャディ株式会社 代表取締役
 東京大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーへ入社。同社マネージャーとして、グローバルな領域で装置・機械、重工業、輸送機器等、大手メーカーに対して、購買・調達改革を支援する他、IoT/AI/ Industry4.0の領域における新規事業創出をリード。 2017年11月にキャディ株式会社を創業。現在は大半をアメリカ法人で過ごす。

田中 久男氏

ジャパンマテリアル株式会社 代表取締役社長
 1970年 明治大学工学部電気工学科卒。同年栗田工業入社。在籍時は、現在同社の主力事業である【超純水供給ビジネス】や新規事業として【精密洗浄事業】を立ち上げ、55歳で退職。その後、2003年 ジャパンマテリアルに入社し営業本部長就任、2006年 代表取締役社長に就任し、現在に至る。インフラ設備全般の運営管理・技術サービス<TFM>を行う国内唯一の事業スキームを構築。半導体・液晶工場のトータルサポートを可能とし、日本の半導体産業復権を志す。

林 成蔚氏

地政学・経済安全保障コンサルタント、元台湾NSCシニアアドバイザー
 地政学リスク、経済安全保障のコンサルタント。2003年、東京大学総合文化研究科国際関係論博士号取得。台湾政府の安全保障政策を統括する国家安全会議(NSC)で、大臣級の要職であるシニア・アドバイザーを二度(2004~08年および19~20年)務め、特に対日・対米関係を担った。台湾国防部(防衛省に相当)のシンクタンク・国防安全研究院のCEO(20~23年)を経て独立。日本と米国の安全保障関係者に広い人脈を持ち、日米企業などに地政学的な知見を提供している。

河合 満氏

トヨタ自動車株式会社 Executive Fellow(おやじ)
 1966年3月にトヨタ技能者養成所卒、トヨタ自動車工業株式会社(現トヨタ自動車株式会社)に入社。本社工場鋳造部に配属され、2005年に同部部長。副社長、総務・人事本部長、執行役員等を経て2021年から現職。

小澤 淳氏

株式会社東京鋳造所 代表取締役
 1995年 明治大学理工学部を卒業。同年に東京濾器株式会社に入社し、自動車用排ガス触媒の開発・量産立ち上げを担当した。2010年に株式会社東京鋳造所の後継者として入社し、アルミ鋳造工場の取締役工場長を経て2015年より代表取締役となった。「圧倒的な高品質」をテーマに、ロボット化や切削加工自動化、QRコードによるトレーサビリティシステム等を導入し、2023年にスタートしたダクタイル鋳鉄鋳物にも同システムを採用している。

石川 勤氏

石川樹脂工業株式会社 専務取締役
 1984年 石川県生まれ。東京大学工学部を卒業後、Procter & Gambleに入社し、約10年間勤務。在職中は日本やシンガポールで経営戦略、経営管理などに従事。”中小企業だからこそ生まれる新しい価値”を模索し、2016年より現職に就任。経営全般に携わりながら、新ブランド「1000回落として割れない食器、ARAS」の立ち上げやロボティクス・AI活用などのデジタルトランスフォーメーション(DX)および経営改革をリード。

申し込み締切

2024年11月28日(木)12:00
※申込が一定人数を超えた場合、申込期限前に締め切ることがございます。

注意事項

キャンセルについて
お申込み完了後、原則として、キャンセルはお受けできません。予めご了承ください。
ご聴講について
申込み多数となった場合、一部セッションが別室でのライブビューイング(視聴)となる場合がございます。
登壇者について
登壇者の予定は変更になることもございますので、あらかじめご了承ください。

お問い合わせ

モノづくり日本会議事務局
〒103-8548 東京都中央区日本橋小網町14-1
Email: monodzukuri-event@media.nikkan.co.jp
HP: https://www.cho-monodzukuri.jp/
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