私たちの研究会では、これまで、学校における安易な分離が増加していることを問題にしてきました。今回は、この安易な分離の先にある、精神医療の問題について、嶋田和子先生にご講演をいただきます。嶋田先生は、『ルポ 精神医療につながれる子どもたち』をはじめ、この問題に精力的に取り組まれてきました。学校で「発達障害」を疑われ、医療につながれたことによって引き起こされる、過剰診断、過剰医療、安易な投薬、さらには深刻な副作用の問題などについて、現在起きていることをご報告いただきます。本企画は、本年3月に会場での実施を計画し、大変な反響で多くの方のお申し込みをいただいていましたが、コロナ禍により直前に延期を余儀なくされていました。この度、オンラインにて開催できることになりました。ご関心をお持ちの皆様のご参加をお待ちしております。
<定員500名>
<定員500名>
講演者紹介
嶋田和子
1958年生まれ。早稲田大学卒業。1987年からフリーのライター。2010年、知人の子どもが薬漬けになる姿を目の当たりにし、精神医療の現状を追いかけはじめる。厚生労働省などにその実態と改善を訴え、また月に一度、当事者の自助グループと、被害にあった子を持つ親の会を開き、サポートを行っている。主な著書に『ルポ 精神医療につながれる子どもたち』、『発達障害の薬物療法を考える』(以上彩流社)、『精神医療の現実――処方薬依存からの再生の物語』、『青年はなぜ死んだのか』(以上萬書房)など。
注意事項
- 本企画では、質疑をチャットなどを用いて行います。マイク・カメラはオフにしてご参加いただけます。
- 録音・録画はご遠慮いただけますよう、お願い申し上げます。
- 配慮すべき事項がおありの方は、10月23日までにご相談いただきますよう、御願いします
申し込みは終了しました