2024/4/19(金) 20:0022:00Googleカレンダー登録
申込締切

当事者・支援者・教師の関係のつくり方—障害者の自立生活から見えてくること

東京大学・バリアフリー教育開発研究センター主催、オンライン・無料
申し込みは終了しました
3000人募集

隔離された教育は、隔離・分断された社会の入り口になるとの警鐘がしばしば唱えられますが、必ずしも日本社会に住む多くの人たちは、その意味をもう一つ理解できていない現状があるように思われます。そこで今回は、今回は、大阪で自立生活運動を展開している鍛冶克哉さんと西條和也さんにご登壇いただき、地域での障害者の自立生活という視点から、インクルーシブ教育の意義と学校での支援の在り方について具体的に語っていただきます。

前半にお話しいただく、鍛冶克哉さんは、大阪府豊中市の普通学校普通学級で「共に生き共に学ぶ」教育を受けてきた経験を持っています。鍛冶さんがなぜ、障害者の自立生活を進めるために、インクルーシブ教育が必須であると考えているのか、そのお考えを体験に即して語っていただきます。鍛冶さんは今年2月にイタリアを視察してきたとのことで、当日は、イタリアの状況も含めてお話しいただく予定です。

後半にお話しいただく西條和也さんは、当事者の立場として現在の学生支援の取り組みなどから、将来の自立生活を考えた時、支援者や教師は、どのような関係の中で当事者に関わっていくべきかを試行錯誤で取り組んでこられました。「必要以上・つきっきりの介助はひかえる」「ヘルパーを利用する練習より、誰かに声をかける練習」など、特別支援教育の支援員の在り方を問い直すお話をたくさんうかがえると期待しています。

総じて、インクルーシブ教育とは何か、どうあるべきなのかを、障害者の自立生活の視点から考える、貴重な機会になると期待しています。

マイクオフ・カメラオフでご参加いただけます。

また、申込者を対象に後日録画を配信しますので、当日ご都合がつかない方も安心してお申込みいただけます。

周りに、ご関心のありそうな方がいらっしゃいましたら、この情報を共有していただけましたら幸いです。

多くの皆様のご参加をお待ちしています。

東京大学・バリアフリー教育開発研究センター

 
会場
zoomウェビナー、無料
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アクセス

講演者紹介

鍛冶克哉

自立生活センター メインストリーム協会(兵庫県西宮市)スタッフ
1984年生まれ。700グラムの未熟児で生まれ、生後7カ月で脳性まひと診断される。肢体不自由施設「豊中市立しいのみ学園」入園、豊中市立東豊中小(2年生より手動車いすに)、同市立第十五中学校、大阪府桜塚高等学校定時制へと進学し(高校進学と同時に電動車いす)、2003年11月よりCIL豊中で活動した後、10年4月末に退社し同年6月より西宮で自立生活を始める。障害者相談支援や海外支援(モンゴル、ネパール、ボリビアなど)に携わる。

西條和也

特定非営利活動法人ぱあとなあ(大阪府東大阪市)
自立支援センター「ぱあとなあ」スタッフ

タイムテーブル

時間 内容
20:05 鍛冶克哉氏の講演「障がい者の自立生活から見たインクルーシブ教育」
20:50 休憩
21:00 西條和也氏の講演「当事者・支援者・教師の関係のつくり方」
21:45 質疑
22:30 終了予定

その他

文字通訳による情報保障を行います。
そのほかの配慮が必要な方は、早めにご相談ください。

なお、お申込みいただいた方を対象に、後日録画を配信します。
申し込みは終了しました