11月に向けて、外国語の授業をどのように進めていけばよいでしょうか。
今回のセミナーでは、各社の教科書で10月後半から11月頃に扱われる単元を取り上げながら、授業づくりに関わる4つのテーマについて考えます。
「思考が働く言語活動」「既習表現の活用」「子どもの思考と英語での表現力のギャップ」「話すことから読む・書くことへのつながり」。
具体的な単元を題材に、講師自身の実践や考えを紹介するとともに、参加者の皆さんの実践や工夫も共有しながら、よりよい授業のあり方を探っていきます。
特定の教科書の指導法だけを解説するのではなく、どの教科書を使用していても生かせる授業づくりの視点を大切にしたいと考えています。
今回取り上げる4つのテーマ
① レストラン・道案内の活動をどう扱う?~思考が働く言語活動と、表現を身に付けるための活動~
【関連する単元】
- Junior Sunshine 5 Lesson 6「What would you like?」
- NEW HORIZON Elementary 5 Unit 6「At a restaurant.」
- Here We Go! 5 Unit 6「Where is the library?」
レストランで注文したり、道を尋ねたり案内したりする活動。具体的な場面であるため、特定の英語の表現に慣れ親しむことができます。一方で、こうしたやりとりを、子どもが考え、判断しながら伝え合う活動へと発展させるには、どのような工夫ができるでしょうか。参加者の皆さんと一緒に、表現を身に付けるための練習活動や、活動の発展のさせ方について考えます。
② 人物紹介を、もっと自分らしい表現活動にするには?~既習表現を生かし、紹介する理由や思いを伝える~
【関連する単元】
- CROWN Jr. 5 JUMP 2「She is my hero」
あこがれの人や身近な人を紹介する活動では、その人のできることや特徴を説明する表現を学びます。「なぜ、その人を紹介したいのか」という自分との関わりや思いも大切にしたいものです。これまでに学んだ英語を活用しながら、自分がその人を選んだ理由や、その人への思いが伝わる紹介活動を考えます。
③ 子どもの伝えたいことと、英語力が釣り合わないときは?~表現する内容と、使える英語のバランスを考える~
【関連する単元】
- NEW HORIZON Elementary 6 Unit 6「Save the animals.」
- Here We Go! 6 Unit 6「I want to go to Italy.」
環境問題や国・地域の紹介など、子どもが考えたり調べたりする内容が高度になるほど、それを英語で表現することが難しくなる場合があります。子どもの思考の豊かさを大切にしながら、外国語科として何を学ばせるのか。無理のない授業づくりを考えます。
④ 思い出を伝える活動から、読む・書く活動へどうつなぐ?~まず話せるようにすることを大切に~
【関連する単元】
- Junior Sunshine 6 Lesson 6「My best memory」
- CROWN Jr. 6 JUMP 2「My Best Memory is the school trip.」
小学校生活の思い出を伝える単元では、発表原稿を作成し、それを読んだり暗記したりする活動になってしまうことはないでしょうか。まずは、聞いたり話したりする活動を通して、英語で思い出を伝えられるようにすること。そのうえで、慣れ親しんだ表現を読んだり、必要な部分を書いたりする活動へとつなげていくことが大切です。音声での学習を支える活動や、文字への無理のない移行について考えます。
参加者の皆さんの実践も、ぜひお聞かせください
今回は講義を中心に進めますが、各テーマに関して、参加者の皆さんの実践や工夫も、時間の許す範囲で紹介していただきたいと考えています。「こんな活動をやってみた」「この単元ではこんなことに困った」「他の先生はどうしているのだろう?」そんな経験や疑問も、授業づくりを考えるための大切な材料です。ぜひ、一緒に考えましょう!
終了後には、希望者による「延長戦」も!
講義終了後の10:30~11:00には、希望者による延長戦(アフタートーク)を設けます。
少人数のグループで、今回の講義を踏まえた授業づくりの工夫や、日頃の悩み・疑問などについて、自由に話し合う時間です。講義は10:30に終了しますので、延長戦への参加は任意です。
開催日時:2026年10月25日(日)9:00~10:30AM
延長戦(希望者のみ):10:30~11:00AM
開催方法:オンライン(Zoom)
※取り上げる教科書・単元は、授業づくりのテーマを考えるための事例です。各単元の全時間の指導計画、詳細な内容を解説するものではありません。
※単元の進度は、学校や使用する年間指導計画によって異なります。
講師&コーディネーター

白石 裕彦
東京都公立小学校主任教諭<外国語専科>/文部科学省・東京都英語教育推進リーダー/小学校外国語検定教科書『Here We Go!(5・6年)』(光村図書)執筆者
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