明治時代に廃止された御師のその後についてお話しいただきます。御師は、「顧客」である檀家にお札を配って参宮するように勧め、
檀家を自らの邸宅に泊めて諸々の世話を焼く、言わばツアーコンダクターでした。ところが近代に神宮の改革が断行され、御師は廃止されます。
昨年(令和3年)はその150年を記念して「伊勢の御師フォーラム2021」が開催され、このような御師の活動に改めて注目が集まりました。
では廃止後の御師はどうなったのでしょうか。檀家たちとの関係性は断ち切られたのでしょうか。
外宮方有数の御師にして、現在の大豐和紙工業株式会社の敷地に邸宅を構えていた大世古の龍大夫を事例に、彼らの近代について考えてみたいと思います。
檀家を自らの邸宅に泊めて諸々の世話を焼く、言わばツアーコンダクターでした。ところが近代に神宮の改革が断行され、御師は廃止されます。
昨年(令和3年)はその150年を記念して「伊勢の御師フォーラム2021」が開催され、このような御師の活動に改めて注目が集まりました。
では廃止後の御師はどうなったのでしょうか。檀家たちとの関係性は断ち切られたのでしょうか。
外宮方有数の御師にして、現在の大豐和紙工業株式会社の敷地に邸宅を構えていた大世古の龍大夫を事例に、彼らの近代について考えてみたいと思います。
講師紹介
谷口 裕信
皇學館大学文学部国史学科准教授
その他
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