2024/9/1(日) 10:0016:30Googleカレンダー登録
申込締切

スクールカウンセラーによる発達支援

「日本スクールカウンセラー協会」主催 第3回全国研修会
  • 正会員専用の申し込み枠 :¥2,000   申込締切
  • 非会員用の申し込み枠 :¥3,500   申込締切
申し込みは終了しました
日本SC協会第3回全国研修会のテーマは「発達障害」です。

発達障害の基礎知識を学ぶ研修は多くありますが、基礎知識があったとしても、SCとして学校で発達に課題のある子どもたちと実際に出会ったときに、どのように支援を行うかということに悩み迷うことがあると思います。
そのため本研修では、アメリカNY州公認スクールサイコロジストであるバーンズ亀山先生を講師にお迎えし、日本でのSC活動にも取り入れられる具体的で実践的なアセスメントや支援の方法を学びます。
更に午後には、日本のSCが各現場でどのような工夫を行っているかということについても公立学校・私立学校のSCからお話しいただきます。
 
松岡靖子(川村学園女子大学)
研修会場
Zoomによるオンラインビデオ会議を使用
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住所
アクセス

講師・シンポジストより

バーンズ亀山静子(NY州公認スクールサイコロジスト)

《基調講演》『行動科学』『学習科学』をもとに実践する『二次障害を生まない』発達支援

バーンズ先生はアメリカNY州公認スクールサイコロジストとして現地校や日本人学校、補習校における在留邦人などの支援に携わっていらっしゃいます。
アメリカの学校内における支援専門職は、スクールサイコロジスト、スクールカウンセラー(ガイダンスカウンセラー)、スクールソーシャルワーカー、特殊教育専門教員等がおり、時にはST、OT、PTなど日本よりも多職種が連携協働しています。
日本には、アセスメントと支援計画立案の専門家であるスクールサイコロジストはいないので、SCが兼務あるいは一部を担うことになるように思います。しかし、SCは発達支援のためのアセスメントや発達特性にあった支援スキルを学ぶ機会はほとんどないのが実情です。
そこで、アメリカだけでなく日本の学校や教育事情に精通していらっしゃるバーンズ先生から、日本のSCにできそうな実践的なアセスメントや支援の方法やアイデアを学びたいと思います。

雲財啓(京都橘大学)

ミニレクチャー①「保護者・教員への伝え方、関わり」

スクールカウンセラーとして活動する中で、発達に課題を持つと感じる生徒は一定数いますが、その生徒が何らかの診断が確定されているかというと必ずしもそうとは限りません。
そこで、発達障害と診断されていないものの発達に課題があると感じる生徒と関わる際、生徒本人やその保護者とどのように関わり、教職員とどのように連携をしていくのか、現場で実際に行ってきた工夫や悩みを中心にお話ししたいと考えています。

石川悦子(こども教育宝仙大学)

ミニレクチャー②「校内委員会等への関わり方」

障害者差別解消法が改正(2024年4月施行)され、社会全体として障害児・者への支援の在り方についての関心が益々高まっています。
SCは、保護者から持ち込まれる知能検査等の結果を、日頃の教育活動や合理的配慮へつなげるため、教職員へ具体的に説明しながら橋渡しの役目を果たすことがあります。また、外部巡回相談員の提案をどのように学校場面に反映していくかについて校内委員会で発言する機会もあるでしょう。これらの点について経験を元にお話ししたいと思っています。

高田みぎわ(私立学校SC)

ミニレクチャー③「私学における特別支援の課題」

複数の私学SCとして長年勤務してきました。発達障害の子どもたちとその保護者、関わる教員、また、ともに学校生活をする子どもたちやその保護者と一緒に、試行錯誤を繰り返しながらこれまでやってきました。
実際の取り組みと体制づくりは、発達障害の疑いのある事例に出会う中、みんなの困り感を軽減しお互いの成長に繋げられるようにと、「今活用可能なリソース」を出し合う中で進んでいきます。みなさんと、その道のりを共有できるお話しができたらと思います。

タイムテーブル

9:30~10:00 受付
10:00〜12:00 午前の部 基調講演
 司会:植山 起佐子(岡山県スクールカウンセラー)
基調講演 「『行動科学』『学習科学』をもとに実践する『二次障害を生まない』発達支援」
 バーンズ亀山静子(NY州公認スクールサイコロジスト)
12:30~13:30 お昼休み
13:30〜16:00 午後の部 ミニレクチャー・シンポジウム
 司会:松岡 靖子(川村学園女子大学)
ミニレクチャー(1) 「保護者・教員への伝え方、関わり」
 雲財啓(京都橘大学)
ミニレクチャー(2) 「校内委員会等への関わり方」
 石川悦子(こども教育宝仙大学)
ミニレクチャー(3) 「私学における特別支援の課題」
 高田みぎわ(私立学校SC)
  【グループ討議】
【全体の振り返り・質疑応答】

研修申し込みの流れ

研修申し込みフォームでの申し込み
(本ページ上部もしくは下部の「研修会に申し込む」ボタンより)
 ↓
研修費支払い
(参加申し込みフォームに続いて、支払いが可能)
 ↓
Zoomの事前登録
(参加申し込み自動返信メール内の登録URLより登録)
 ↓
Zoomより当日のミーティングID(URL)が発行
(事前登録時に登録したメールアドレス宛てにミーティングIDが配信)

【注意事項】
事前登録手続きによって発行されるZoomミーティングIDは、それぞれの参加者で異なる固有のミーティングIDになります。
固有ミーティングIDを用いて他者が研修会にアクセスした場合、申し込まれたご本人がミーティングに参加することができなくなりますので、固有ミーティングIDの管理には十分にお気を付けください
なお、固有ミーティングID管理に起因するトラブルには研修会主催者は関知しかねますのでご承知おき下さい。

主催団体【日本スクールカウンセラー協会】(略称:日本SC協会)について

前身である「SCの未来を創る会(SC未来の会、2020年発足)」をより発展させるために2023年4月に移行。学校等でスクールカウンセリング業務を行う者(スクールカウンセラー)及びその支援を行う関係者相互の連携を密にし、スクールカウンセラーの資質、技術及び地位の向上を図り、その活動を通して広く子どもたちの健全育成、家庭と学校の協働及び地域社会の健全な発展に寄与することを目的にしている。

<理事>
荒井久美子(京都)、石川悦子(東京)、植山起佐子(岡山)、内田利広(京都)、雲財啓(兵庫)、窪田由紀(福岡)、高田 晃(山口)、後藤沙苗(岩手)、小林哲郎(京都)、阪口裕樹(愛知)、進賀友一(岡山)、高田みぎわ(京都)、田波勝(東京)、徳田仁子(京都)、福田憲明(東京)、本間友巳(石川)、益子洋人(北海道)、松岡靖子(東京)、吉村隆之(福岡)、渡邊容子(新潟)
<監事>
永田法子(愛知)、中村泰江(北海道)
<事務局>
川嵜由起美(兵庫)、鈴木美和(奈良)、花井博(愛知)、松丸未来(東京)

正会員・非会員の参加料の別

本研修会への参加料は、日本スクールカウンセラー協会 正会員2,000円非会員3,500円となります。
日本スクールカウンセラー協会 正会員の先生方は、ログインした上でお申し込みいただくと2,000円でお申し込みが可能です。
正会員の方が誤って非会員としてお申し込みされた場合でも、申し込み枠の変更はシステム上できかねますので、ご確認の上お申し込みください。

なお、非会員の方で、今回の研修会前に日本スクールカウンセラー協会正会員にご入会希望の方は、以下のURLより本協会加入要件などをご確認の上、お申し込みください。
https://school-counselor.net/join/
入会手続き後には正会員参加料2,000円にてご参加いただけます。
本協会への加入は加入審査がございます。本研修会前に加入審査を完了させるためには、8月8日までに上記URL先の加入登録を済ませ、その後送信される加入要件確認フォームに8月15日までに入力完了する必要があります。
研修会申し込みのタイミングで本協会への加入を希望される場合は、十分余裕を持ってお申し込みいただきますようお願いいたします。。
申し込みは終了しました