お寺と仏像を知ろう ～東大寺～

東大寺は金光明四天王護国之寺といい、天下泰平、万民豊楽を願うお寺です。聖武天皇の発願により天平勝宝４年に大仏（廬舎那大仏）の開眼供養が営まれました。
ところがその後地震や火事、戦いの巻き添えなどで何度も災難に遭うことになります。江戸時代になってようよう再興され、明治には廃仏毀釈の影響も受け、危ない橋を渡りながらやっと今日の平安に辿り着いたという大変な歴史でした。
大仏をはじめ、二月堂・三月堂・南大門など国宝、重要文化財は数知れず。
あまりに有名すぎて、実は詳しくは知らない東大寺のお話です。