奈良興福寺は藤原鎌足、不比等ゆかりの寺です。
この寺は何度も大火災にあい大半の伽藍を失い、その都度再建を繰り返していました。壊滅状態に陥ったのは幕末に出された神仏分離令によってです。建物や寺領は没収され、僧は全て還俗し再興は絶望的と思われました。しかし明治15年から復興が開始され、今では世界遺産に登録されています。東金堂、五重塔、北円堂は国宝、南円堂は重文。仏像も国宝や重文が多数、昭和34年にできた国宝館にはあの天平時代の阿修羅様をはじめ八部衆、十代弟子、7世紀の銅造仏頭など国宝重文がこれでもかというほどおわします。
瀧川先生に興福寺そのものと仏像の数々を教えてもらいながら、秋には現地に行く企画です。
講師紹介
瀧川 和也
三重県総合博物館 調査・資料情報課 課長
その他
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