2024/5/11(土) 10:0012:00Googleカレンダー登録
申込締切

知的障害のある子どもにとっての学校問題—保護者の悩みをひらく

東京大学・インクルーシブ教育定例研究会、オンライン、無料
申し込みは終了しました
3000人募集

今回ご登壇いただくのは、東京都在住の立畠さと子さんです。息子豪さんは、ダウン症で現在、小学校5年生で、普段はフリースクールに通っています。立畠さんは、インクルーシブ教育の必要性を感じ、日本の学校教育の問題点を国連・障害者権利委員会に訴えにジュネーブまで家族で出かけた人です。でもその立畠さんも、豪さんを通常学級に通わせるようになってから、常に不安を抱えてきました。立畠さんの言葉に即してご紹介しましょう。

「できてもできなくても良い」というインクルーシブ教育の理念を聞いたときの率直な思いは「できなくて良いわけがない」でした。そして、保護者がその思いのままでいると、学習についていけないからと教員から別教材・別教室を勧められたときに、迷いが生じます。
通常学級の教員の大多数は「みんな同じようにできなければいけない」という意識があり、知的障害のある子はここにいるべきでない」と対応されます。教員のその意識や対応を子どもは敏感に感じ取り、傷つきます。豪はプールや街探検で親の付き添いを求められた頃、
自分で髪を抜いて頭頂部がはげてしまい、学校に行き渋りました。(「インクルーシブ教育の実現を求めて親子でジュネーブへ!」『福祉労働』2022年12月)

できなくても友達と一緒にいるだけでいいと言われても、本当にそうなのかと疑い、
学習支援員が付いたほうがいいのではと思う気持ちもあり、同時に通常学級の教員の大多数の対応に傷つく豪さんを見る中で、迷いはさらに深まっていきました。

その迷いを解くべく、立畠さんはフルインクルーシブ教育の盛んなカナダへ視察に出かけ、さらに日本の中では大阪市豊中市の小学校にも見学に行きました。

そのなかで、立畠さんは知的障害児に対する教育の難しさにも気づいたと言います。

立畠さんの悩みは立畠さん一人のものではなく、知的障害当事者の保護者の多くが抱える悩みなのだと思います。

当日は、知的障害当事者の保護者で、通常学級で息子さんを育ててきた佐々木サミュエルズ純子さんにモデレーターを務めていただき、立畠さんの悩みに寄り添って一緒に「知的障害のある子どもの学校問題」について深めていっていただきます。佐々木さんには、以前、この研究会で「多様な中で学び育つ子どもたち」というタイトルでご講演いただきました(その時のご講演の記録をクリックしたらご覧いただけます)。

学校とは何かを考えたい方、改めてインクルーシブ教育とは何かを考えたい方のご参加をお待ちしています。

当日はカメラオフ・マイクオフでご参加いただけます。
また、当日の録画を申込者限定で配信をいたしますので、当日のご都合が悪い方も安心してお申込みいただけます。

周囲にご興味のありそうな方がいらっしゃいましたら、本サイトをご紹介賜れましたら幸いです。

皆様のご参加をお待ちしています。

 
会場
zoom・ウェビナー(無料)
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アクセス

講演者紹介

立畠さと子

東京都在住。男児1人の母。学生時代の専攻とは別に教育への関心を持ち、今も積読が増え続ける日々。生活をいかに楽しく工夫するかに考えを巡らせながら子育てに邁進中。

佐々木サミュエルズ純子

長野県生まれ。大阪在住。2人の男児の母。1990年代にイギリスの大学に入学し卒業後は現地で就職。その後、縁あって結婚した夫のたっての希望で日本に移住。わくわく育ちあいの会代表(旧・インクルーシブ教育をすすめる会)。会の定例会や地域の保護者のボランティア活動などで人に会って癒されている。
ご著書に、『子どもたちはみんな多様ななかで学びあう ―いま求められるインクルーシブ教育― 』がある。

タイムテーブル

時間 内容
10:00 研究会開始
11:30 休憩後、質疑
12:00 終了予定(延長の可能性あり)

注意事項

カメラオフ・マイクオフでご参加いただけます。
文字通訳による情報保障を行います。それ以外の配慮が必要な方はできるだけ早くご相談ください。
申し込みは終了しました