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申込締切

学校・保護者のはざまで揺れる子どもたち―問題行動の裏側にあるもの

申し込みは終了しました
参加者3000人募集
(6月14日現在約1900人申し込み)

 小さな問題行動で、発達障害が疑われる時代です。学校も保護者もある意味ゆとりを失くしているのかもしれません。学校と保護者のはざまで生きる子どもたちは、どんな問題に直面しているのでしょうか。

 今回、ご登壇いただくのは、子ども支援のソーシャルワーカーとして、複数の自治体で働く小谷綾子さんです。

  小谷さんは、学校外の子どもの相談機関と学校内のスクールソーシャルワーカー(SSW)として、発達障害、不登校、子どもの不適切行動、虐待などの様々な教育相談を受ける中で、子どもの問題行動の背景には、子ども自身ではなく、しばしば学校や保護者側に解決の糸口があるとういことにきづいてきました。
 

 でも、学校に対しても保護者に対しても、問題を正面から指摘しても反発されるばかりです。問題を指摘したことで、子どもがよりしんどい目にあってしまう危険すらあります。

 そんな中で小谷さんは、子どもの権利を軸としたソーシャルワークを展開し、どうしたら子どもが自らの権利を行使し幸せな日々を送ることができるのかを模索してきました。

 もちろん一筋縄でいく事例は少なく、解決までに数年を要するケースもあるという小谷さん。でも、子ども自身や学校・保護者の話を丁寧に何度も聞いている間に、子どもの後ろ側に広がっているものがわかり、子どもの最善の利益につながっていくのだそうです。

 今回は、そんな小谷さんに、いま、学校と保護者のはざまで子どもに起きている問題、そしてその解決のための視点を具体的に語っていただきます。

 子どもの問題に悩む保護者、学校関係者、子どもの問題に関心を持つ市民の皆様に広くご参加いただきたい研究会となっています。

 お申込みいただいた方には、後日録画をお送りしますので、当日ご都合がつかない方も安心してお申し込みいただけます。

 周りにご関心のある方がいらっしゃいましたら、ぜひシェアしていただけましたら幸いです。

 皆様のご参加をお待ちしています。

東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター
会場
オンライン、無料
ホームページ
https://www.p.u-tokyo.ac.jp/cbfe/
住所
アクセス

講演者紹介

小谷綾子

社会福祉士。スクールソーシャルワーカーとして、複数の自治体で勤務。NPO法人 School Voice Project理事。大学ではソーシャルワークと心理学を専攻。 障害者運動にのめりこみ、大学卒業後は自立生活運動を継続。 現在は、発達障害、不登校、子どもの不適切行動、虐待などの相談を受け、学校の外と中から子どものセーフティネットに対して子どもの権利を軸としたソーシャルワークの視点で働きかけています。

 

タイムテーブル

時間 内容
10:00 ご講演
11:10 休憩後、質疑
12:00 終了予定(30分程度延長の可能性あり)

ご注意いただきたいこと

・文字通訳による情報保障を行います。
そのほかの配慮が必要な場合、早めにご相談ください。

・当日、チャットで意見交流を行います。

・文字保障・チャット機能を十分にご利用になられたい方は、パソコンでのご参加をお勧めします。

・スマホやタブレットでは、文字保障を利用できなかったり、チャットの表示を消す機能が使用できないことがあります。ご容赦ください。

・ウェビナーで行いますので、カメラオフ、マイクオフでご参加いただけます。参加していることが他の方にわかることはありません。

・後半で質疑を行います。質問をお出しいただいたり、ご意見をご発言になる方については、お名前も含めて録画されます。その点、予めご了解のほど、お願いします。
申し込みは終了しました