催眠療法で、心と体をやさしく整えよう
催眠療法で、心と体のバランスを整えながら、気持ちや体のつらさをやわらげてみませんか。
1.リラックスして気持ちを落ち着ける
催眠では心も体もゆっくり休めます。緊張や不安が少しずつやわらぎます。
2.心の奥にある思いに気づく
普段は気づきにくい気持ちや考えに触れやすくなり、つらい気持ちを整理しやすくなります。
3.新しい前向きな気持ちを育てる
「自分はできる」「大丈夫」といった気持ちを少しずつ受け入れやすくなります。
4.自然に行動が変わる
無理にがんばるのではなく、自然に前向きな行動ができるようになります。
催眠は、あなたに秘められた新たな力を引き出します。
暗示療法で苦手をやわらげよう
暗示療法は、リラックスした特別な気持ちのときに、「こうなりたい」という気持ちを心に届ける方法です。気持ちや行動を少しずつ変える手助けをします。
犬が苦手なときの例
1.「好き」の気持ちを増やす
「あなたは犬が大好き」という暗示を使って、苦手な気持ちをやわらげます。そのうえで、少しずつ犬と触れ合う練習をして、無理なく克服していきます。
(認知行動催眠療法は、催眠によって認知を変化させ、その変化した認知が行動を変容させます。)
2.苦手の原因をさがす
なぜ犬が苦手なのか思い出せないときは、暗示で記憶をさがし、原因を見つけます。原因がわかれば、解決の方法も見つけやすくなります。
この方法は、犬が苦手な場合に限らず、さまざまな苦手や悩みの改善に役立ちます。
暗示の効果には個人差があります。
長く効果を感じるためには、定期的な再暗示や、自分で「できる」と思う自己暗示も大切です。
「催眠療法でよくなるの?」
よく「催眠療法で症状がよくなりますか」と聞かれます。
催眠療法は、適性やそのときの心理状態によって効果に差が出る場合があります。
催眠への反応が弱い場合には、期待される効果が十分に得られないことがあります。
そのため、どれくらいよくなるかには個人差があります。
催眠状態に入りやすい方は、症状が早く改善する傾向にあります。
これまでの経験では、
・とても効果を実感された方
:全体の約2割
・ある程度効果を実感された方
:全体の約5割
※小学生低学年以下など、年齢によっては催眠療法が難しいこともあります。
症状別の説明
不登校、過敏性腸症候群、不安やストレスから起こる症状、強迫性障害、摂食障害、うつ病・自律神経失調症、HSP・HSC、心因性の病気・症状