ピルについて

効用は避妊効果だけでなく、副効用として卵巣がんや子宮体がん、大腸がんのリスクを減少させる作用も知られており、月経困難症、過多月経、子宮内膜症、不規則な月経周期などに対する治療効果も認められています。また、将来の妊娠に悪影響を及ぼすこともありません。

血栓症のリスクはありますが、非常にまれです。ガン抑制のリスクと比較し、内服する方がメリットが大きいです。初めて内服をすると、吐き気などの副作用もありすが、数日で改善することがほとんどです。２シート目からは快適にご利用いただけます。

ピル初診

当院では初めてピルを内服される方は、一度来院していただきます。血圧測定、問診をさせていただき、体調に見合ったピルを提供いたします。医師（初診）外来よりご予約ください。

ピル再診

他院でピルを内服しているかた、当院で継続してピルを内服する方はピル（再診）よりご予約ください。予約フォーム内の問診で問題のない方は、簡単なやり取りでお待たせすることなくピルをお渡しいたします。

ピル郵送

現在コロナの状況を鑑みて、当院もしくは他院でピルを使用して、ピルの合併症がない方はピルは極力郵送とさせていただております。予約フォームのピル郵送から入力をお願いいたします。他院からの継続の方も処方可能です。

 

当院のピルの種類

• オブラルL：第二世代一相性ピルになります。避妊や月経痛に最も効果があります。PMSにも効果があります。自費。
• ファボワール：こちらも避妊や月経痛、月経前症候群に効果があります。オブラルLの方が最初の吐き気などの副作用が少ない印象があります。自費。
• フリウエル：こちらは保険診療にて処方となります。

• ヤーズ(ドロエチ）：エストロゲン含有量が少ない超低用量ピルになります。月経痛や月経前症候群、大人ニキビなどに効果があります。低用量ピルより最初の吐き気が少なくなります。保険。
• インティマシー：マーシロンのジェネリック薬となります。84日連続で内服していただきます。重いPMSや月経痛にはこちらを勧めています。4シートで6000円（診察料込）となります。自費