English Explanation

令和6年藤袴祭連携企画 
藤袴くろ谷特別ツアー


[ 非公開建物・庭園を専門家がご案内 ]


浄土宗の大本山・くろ谷金戒光明寺
平安時代 承安5(1175)年、開祖である法然上人が比叡山の黒谷を下り、草庵を結ばれたのが浄土宗最初の寺院のはじまりです。西山連峰、黒谷の西2キロの京都御所、西10キロの小倉山を眺み、今日でも山門、阿弥陀堂、本堂 などの他、18もの塔頭寺院が建ち並びます。
また幕末には京都守護職会津藩一千名の本陣、新選組発祥の地となり、歴史の大舞台となりました。

そして金戒光明寺では、平安時代から愛されてきた「京都絶命寸前種 藤袴(フジバカマ)」*を数年前から保全・育成しております。
藤袴は秋の七草の一つで、枝の先に淡紅紫色の小さな花を咲かせる可憐な花です。桜餅のようなさわやかな甘い香りで、平安貴族はこの匂袋を身につけ、香りをまとっていました。

本ツアーではお寺の方から法話をお聞かせいただいた後、通常非公開の「建築物・南庭・紫雲の庭」を庭園管理を務める植彌加藤造園の庭園コンシェルジュがご案内いたします。また静かな庭園の中で風に揺れる藤袴の花を愛でながら、日頃保全活動に尽力している源氏藤袴会から藤袴の話を聞き、藤袴の香りもゆっくりとお楽しみいただきます。

平安時代、法然上人が歩んできた比叡山からくろ谷さんへの道。
今、同じように比叡山から藤袴の蜜を吸う「旅する蝶 アサギマダラ」が降りてきます。あなたにもご縁があり、優雅に飛び交うアサギマダラに会えるかもしれません。
この時期にしか見れない・会えない特別な金戒光明寺を楽しみにお越しください。

*京都に自生する藤袴(京都固有種、絶滅寸前種とされる大原野原種の藤袴)の保全・育成を行っている源氏藤袴会より挿し芽を譲り受け育成。

【見どころ】
■お寺の方による法話
 重要文化財である吉備観音様も安置されている御影堂で、執事長 橋本周現師よりご法話をお聞かせいただきます。
■非公開建物・庭園ご案内
 歴史深い建物。”謁見の間”や仕掛け絵の部屋、そして四つの庭園を庭園コンシェルジュが特別にご案内いたします。
■源氏藤袴会によるご案内
 育成中の藤袴をご覧いただきながら藤袴や活動を紹介。藤袴のさわやかな香りも一人一人にご体験いただきます。

【日時】
10月5日(土)13時~15時 定員30名
10月6日(日)13時~15時 定員30名

集合  くろ谷金戒光明寺 御影堂前

参加費 6,000円(非公開建物・庭園散策.御志納.僧侶案内.くろ谷オリジナルグッズ.植彌オリジナル手ぬぐい.源氏藤袴会オリジナルグッズ.藤袴香料料金を含みます。)
※英語ボランティアによる英語案内を希望される場合、別途1,000円必要(申込必須、イヤホンマイク機械代・英語資料代含む)


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