前澤さんの酒盃でお酒と料理を楽しむ会
今年2月に亡くなられた孤高の陶芸家・前澤厚雄さんの小展を開きます。
静岡県興津の高根山の麓に、独学で穴窯を築いたのは、今から37年前のこと。みかん畑の斜面を利用した、煙道の長い穴窯は「髙根窯」と命名。紐づくりの手びねりに生涯こだわり、薪窯焼成にはみかんの薪も使用。温かみのある土味に、白っぽいみかん灰をまとう作品や、鮮やかなブルーに窯変した作品、未発表の大作などがあります。今回の小展では、その中から薄造りの大壺、これでもかというほど灰を被ったオブジェ、みかん灰らしさが薫る小さなものなどをいくつかご紹介します。こだわり抜いた手仕事は、スッとそこに佇む端正な大作を生み出し、小さなぐい呑みひとつにしても、ハッとする手取りの良さがあります。温かみ、やわらかさ、軽やかさ、追い求めた造形…。ぜひ、お手にとって味わっていただきたい作品です。
https://cotomosi.com/cotomosinokai_028.html
また、小展の初日夜に、前澤さんの酒盃でお酒と料理を楽しむ会(予約制)を開催します。
同じものは2つとない酒盃を使って、「みつや」の本当に美味しい料理と小灯がオススメする地酒(今季の珍しい新酒も!)を堪能していただきたいと思います。貴重な酒盃は、お土産にお持ち帰りいただけます。
前澤さんをよく知る方からのお話もうかがいながらの和やかな会です。ご参加をお待ちしております。
開催日時:5月10日㊎ 18:30〜21:30
場所:みつや(小灯から徒歩1分)
定員:14名(予約制)
参加費:13,200円(税込)*ぐい呑付
お支払い:事前にクレジット決済/銀行振込
お申込期間:〜5月8日 20:00 *早期に終了することがございます。