コロナウイルス感染症 特設ページ
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新型コロナウイルス感染症の検査に関して
新型コロナウイルス感染症に対して、現状では①PCR検査 ②抗原検査 ③抗体検査があります。簡単ではありますが、内容を記載いたします

①新型コロナウイルスのPCR検査


PCR検査はpolymerase chain reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)の略で、患者さんの咽頭粘膜などから取ってきた検体を専用の液体につけ、新型コロナウイルスのもつ、特有の遺伝子の一部分を見つけ、その部分を切り取り増幅させて判定します。
 PCR検査の陽性率は70%で、陰性率は99%程度とされています。感染している人で、本当に検査で陽性と出る人が、10人に7人なので、感染していても3人は検査で陰性で出る可能性がります。逆に、感染していない人ではPCR検査では99%陰性になります。(逆にとらえると感染していない人でも100人に1人は陽性となってしまうこともある)
 このように完全な検査ではありませんが、そもそも完全な検査というものはなく、現状ではこのPCRは現在の感染状態を把握するための検査としては有用です。

感染疑いのない方の、非感染証明については自費診療で行う予定です

 

②抗原検査


厚生労働省は5月13日に新型コロナウイルスの抗原検査キット「エスプライン SARS-CoV-2」(富士レビオ)を承認しました。PCR検査は4~6時間かかるが、今回承認された抗原検査は約30分で検査結果が判明するようです。抗原検査ですので、新型コロナウイルスに現在感染しているのかを調べる検査となります。この検査で陽性になった場合、コロナウイルス感染の診断確定にしてよく、現在の方針では、抗原検査が陰性であった場合、追加でPCR検査をする必要はないと判断されています。

当院で現時点での導入はなし

 

         はじめに


今感染しているかどうかを調べる  → PCR検査 抗原検査
過去に感染したか調べる      → 抗体検査  がもちいられています


抗体検査については、
全体像の把握としてやるのであれば無作為にやらなければならないですが、それほどキットに余裕があるわけではないこと、キットにも種類があり、感度や特異度がバラバラであることなどから、当院では希望者に自費診療にて提供する現状です

PCRは海外でも入国に陰性証明が必要な場合が出てきています。(タイ マレーシア インドネシア オーストラリアなど渡航予定の方など
 
本来PCRは陽性疑い者に行われる検査ですが、陰性を確認する目的では保険適応にはなりません。検査自体が高額ですが、こちらを自費診療で当院で行うPCR検査対象とする予定です

③抗体検査(電話予約)



 ウイルスを体内から除去しよう働くタンパク質が抗体です。
IgM抗体・IgG抗体を両方測定できるものを使用しておりますが、感染状態を判定する目的でIgM抗体を測定することは有用性ははっきりしていません
 
 一方で、IgG抗体に関しては有用と判断します。(IgMが早期に上昇するものに重症化例があるとの報告もあるため、参考にすぎませんが、IgMも測定したほうが良いと当院では判断したため、IgGだけではなくIgMも測定しています)
 
 新型コロナに関してはまだまだデータが少なく、抗体があっても必ずしもそうとも言えない可能性がありますが、一般的なウイルスやワクチンの考え方からすると、今後、同じ新型コロナウイルスが入ってきても、すでにある抗体がウイルス排除に乗り出し、感染から防御してくれると予想されます。
検査方法は採血ですので、マスクをしたまま検査を受けていただくことが可能です

東京では抗体保有率0.1%との報告あり、まだまだ第二波に注意が必要です
いままでのキットは当日判定でき、感度・特異度も良いものでしたが、
ロシュ製の抗体検査がさら感度は高いです。

すでにご予約頂いている方には当日判明するキットの在庫がございますが、ご希望があればロシュ製に切り替えることも可能です

スイス・ロシュの抗体検査薬はIgMとIgGの両方を測定し、、判定に2-3日と、時間はかかりますが感度100%、特異度99・8%、陽性的中率96・5%、陰性的中率100%です。


INNOVITAはメーカー報告によると、感度87.3%、特異度100%です。

抗体検査を受けるのに向いている方


①新型コロナウイルスに感染しても無症状のこともあると聞き、過去に感染していたのではと感じている方
②2週間以上前に、なかなか治らない風邪症状があり、それが新型コロナウイルスだったのでは?と感じている方


完全予約制でやりたいと思っております。お電話にて予約を承ります

        当院の取り組み


 当院では適宜、コロナ感染の疑いのある患者様については、保健所へのご連絡を推奨していますが、近医受診するよう推奨された方については、当院から連携先病院へ紹介しています。基本的にはレントゲン・血液検査で異常があれば早急に紹介するようにしています。
 どこにお住まいかにより変わりますが、PCR検査やPCRスポットまたは連携病院に紹介しております。オンライン診療の場合でも、必要性に応じて紹介致します
(紹介しても必ずPCR検査が受けられるわけではないことをご了承ください)

抗体検査はIgM IgG抗体を2種類判定するもので、INNOVITAを使用しておりましたが、ロシュ製の抗体検査も導入しまし
。判定を大手検査会社に委託するため、結果にお時間を頂きます(価格は同じく6600円税込み 診察料 採血料金込み)。それぞれの違いは抗体検査の項目を確認ください。現在選んでいただけますが、INNOVITAには数に限りがあります。

 

           費用


コロナ抗体検査判定  6600円(診察料 採血料金含む) ロシュ製 4日後に判定結果
                INNOVITA若干残あり ご希望あれば当日結果可能です
           抗体検査の証明書は1000円にて発行しています
胸部レントゲン撮影  2000円
迅速CRP検査     2000円   すべて税込みです
唾液PCR検査(導入予定) 3万5千円予定  2日~4日で結果判定


ロシュ製の抗体検査を委託しています。現在世界でも最も信頼性の高い検査の一つで、大手の会社になります

なお追加で
胸部レントゲンにて肺炎の有無を確認することができます 
迅速CRP検査は体内の炎症の有無を調べる検査です。当院ではロシュの迅速CRP検査を導入しています。

当院の唾液PCR検査を受けるのに向いている方


コロナウイルス感染症を疑う方や、発熱などがある方はお勧めしません(保健所・感染症指定病院を受診し、公費でうけたほうがいいです)

海外渡航に際し、陰性の確認が必要な方

発熱などはなくコロナウイルス感染症ではなさそうだが、会社でPCR陰性証明が必要と言われた方

③企業の方針で検査を検討している方

ご注意

検査前に説明を行ってから、検査をします
検査後にお電話での結果の解釈については、説明いたしかねます。
誤解されることが多い事、現時点で判明していないものや、時系列的に評価しなければならないことがあるためです


またロシュ製の抗体検査は非常に高い感度で、定量的に抗体を測定しますが、4日ほどかかり、IgM IgGを共に測定・評価するため、別々には判定していません。

INNOVITAは数値は出ませんが、即日判定でき、それぞれ陽性陰性の判定が出ます。


また個人の方より、結果を勤務先の第三者に説明するようご依頼いただきましても、お受けしかねますのでご了承ください。企業様単位でのご依頼に関しては、代表者様に十分解釈について説明させていただきます。

基本的に過去の感染に関する可能性を予想するものであり、現在の感染についての有無については十分な分析はできないことをご理解くださいますようお願い致します
(予定中 自費診療)7月第2週以降をめどに導入予定
当院では企業の海外渡航者や、現在発熱など症状はないが、陰性を確認したいなどの声にお応えする形で、唾液による新型コロナウイルスPCR検査の導入を予定しています。(費用は調整中ですが35000円予定です)。無症状の方を対象とするもので、興味がある方に誰にでもやるということは検討していません。
 発熱などがあり、現在のコロナウイルス感染の疑いが強い方は自費診療ではなく、保険診療での発熱外来や保健所への連絡を推奨いたします。

      ロシュとINNOVITAの違い



ロシュ製は、結果がでるのに時間がかかること、抗体は定量といってどれくらいあるのかわかる事、感度が高い事(100%)、IgMとIgGは両方測定するものの、まとめて定量するため、陽性が出た場合、どちらが陽性かはわからない点です。陰性であればどちらも陰性です。

INNOVITAは即日結果がわかる事、抗体は定性なので、陽性か陰性でのみ判定していること、IgMとIgGは両方測定し、別個に判定するので、それぞれ陽性か陰性かがわかる事、感度がロシュに比べて低い事です