男性の3人に1人はかかると言われる鼠径ヘルニア。
消化器外科疾患(手術が必要な内臓の病気)で最多の症例数を誇る病気です。
そのため日本全国、どこの外科でも手術は可能です。
半面、Common Diseaseであるがために専門医は極めて少なく、専門医療機関も少ないのが現状です。
我々はその現状を打破するため、日本初の日帰りによる腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術の専門集団を立ち上げ、日本最多の経験数を誇っています。
"通常の腹腔鏡手術(TAPP法、TEP法)はお腹に3か所の穴を開けますが、当院は、臍の中だけの1か所で行います(SILS-TEP法)。
日本内視鏡外科学会が発表した最新(2021年)の集計では、当院は日本全国で行われたTEP法の16.3%を、臍だけで行う手術(SILS法)の98.1%を占めています。