催眠療法による過敏性腸症候群へのアプローチ


 過敏性腸症候群は、腸そのものに明らかな異常が見られないにもかかわらず、ストレスや緊張、不安などの心理的要因によって症状が現れたり、悪化したりすることが知られています。

 このようなケースでは、催眠療法による症状緩和が期待できます。




催眠暗示療法で期待できる効果

・ストレスや不安に対する過敏な反応を和らげる

・症状が出ていないときの、心身および腸の安定した状態を維持しやすくする




催眠療法による改善のプロセス

① 催眠状態に入る

② より深い催眠状態へ導く
(深い催眠状態では、無意識への働きかけが行いやすくなり、個々の状態に応じた幅広いアプローチが可能となります)


 催眠暗示によって心身が深くリラックスした状態に導かれることで、自律神経のバランスが整いやすくなり、腸の緊張が和らぎ、安定した働きを取り戻しやすくなります。