天風の占い神道の雑学・ひとりごと
【祝詞のりと】
神様に捧げる祝詞。
神事で神様に願いや感謝をお伝えするときに、神前で唱えるものですね。
でも、そのはじめに畏敬の念をこめて二礼してから「かけまくしもかしこき」という大和言葉が用いられています。
これは、わかりやすくいうと、声にだすのも畏れ多いということです。
祝詞には「言霊」という言葉に魂が宿るという考えが込められています。
神職は祝詞を奏上することで神様と参拝者をつなぎ、神人合一と言葉の霊妙な力をもって祈願成就のお導きをいただくのです。
しかし、その祈りは「誠」の実践が伴わなくてはいけません。
それがなければ、神様のもとには届かず、祈りは届かないのです。
罪穢れを祓うことで「明き」「清き」心に立ち返り、その清明心は神々の心にも近づき、「ま・こと」の道にも通ずるのでしょう。
まこと(真実と言葉や事柄)を意識して日々精進してまいりましょう。
※出典:引用
東京都神社庁生命の言葉「神道知識への誘ひ」
【天風の暦の雑学】
〇『立春が新たな年の始まり』
本来は二十四節気の立春、立夏、立秋、立冬前の約十八日間を土用と称し、一年に四度あります。
今回の土用は冬の土用をさしており、土用に入る初めの日を"土用入り"と呼び、土用が終わる日を「土用明け」といっています。
特に春を四季の初めとする考えが重視され、立春が新たな年の始まりとされています。
※二十四節気に基づく日取りの決め方にの他にも、太陰・太陽暦(旧暦)の望月単位による方法もあり、旧暦の1月は立春前後の朔からスタートします。
※これがよく耳にする旧正月の由来です。2025年の旧正月は1月29日でした。
なお土用の期間は、土用入りの時刻によって変化して、十七日〜十九日間となります。
土用は、一年の季節に対して春は木、夏は火、秋は金、水と五行(ごぎょう)を配置し、土は、四季にそれぞされる考えに基づいているものです。
つまり春・夏・秋・冬の四季を五行に振りあて、日数を木・火・土・金・水に分割すると各季はおよそ七十三日となり、春夏秋冬それぞれの季の終わりにさらに土の日数の四分の一の十八〜九日ずつ振りあてたものを土用としますと、一カ年は四等分されるわけですね。
【御神籤の雑学】
春分の日と、さくらまつりを含め龍神社で「御神籤」を2回引かせていただきました。
1番大吉、2番大吉でした。
御神籤は「神社・お寺」で参拝した際に「神仏啓示を授かる」もので、厳粛な気持ちで引くことが大切です。
そのためには、おみくじを引く前に必ず身を清め、神社仏閣の境内には必ず手水舎がありますから、そこで手を洗い、口をすすぎます。とくに口は、神仏の気(尊気)を取り入れる重要な部位なので、十分にすすいでください。
身を清めたら、神社なら本殿前で二礼二拍手一礼、寺院では本堂の前で合掌します。
このとき、ご神体(神社)、ご本尊(寺院)の名前を呼びかけて祈るといったものが基本です。
【御神籤リーディングの仕方】
・まず引いたおみくじに挿画があれば、パッと見た瞬間のインスピレーションからメッセージを読み解いたり、十分に眺めて人物の表情などから啓示を解釈したりすることができます。
・文字から文章を読み解く
言葉の意味は解らなくても、文字の持つ意味から読み解く、漢字などの意味を感じ取る。
※通常の観音御籤では、五言四句の漢詩にあります。それぞれの句には読みが書かれていますから、そこから啓示を探ることができます。さらには、一つひとつの漢字の意味からも、全体のメッセージをつかむことが可能です。
・四句から時期と年齢ごとの運勢を読み解くことができ、観音みくじは、向かって右から第一句、第二句、第三句、第四句といいます。
それぞれの句には、年齢、一日の時間帯、一ヵ月のうちの何週目、四季が当てはめられています。
総合的な吉凶以外にも、いつ頃運勢が良いか、現在の年齢での運勢はどうなのかを知ることができます。
神社でのお御籤は和歌が採用されているので調べてみるといいですね。
天風の【神札】雑学 NEW!
【神札のまつりかた】
〇お伊勢様と氏神様と鎮守さまの神札をおまつりする
神札は神棚におまつりするのが望ましいですが、
神棚がない家庭では相応しい場所に神札の正面が南か東を向くようにしましょう。
〇横に並べて置く場合:左「崇敬神社」中央「神宮大麻」右「氏神神社」
〇重ねてまつる場合:崇敬神社・氏神神社・神宮大麻(手前)
【春季皇霊祭】春分の日
宮中三殿のうち皇霊殿において、歴代天皇・皇族の御霊へのお祭りが行われます。
天皇皇后両陛下をはじめ皇族方がご拝礼なされます
「春のお彼岸と祖先を敬う心」
私たちの人生には、節目ごとに大切にすべき儀式があります。
「冠婚葬祭」として知られるこれらの中で、「祭」は、亡くなった方への祈りと感謝を捧げる大切な機会です。
神道においては、祖霊祭や慰霊祭を通じてご先祖様の御霊をお祀りし、
仏教では法事として故人を供養します。
※仏教では三十三回忌を一区切りとするのが一般的ですが、
神道では『五十年祭、百年祭と続き、期限がありません。』
これは、ご先祖様が家の守り神として、
いつまでも子孫を見守ってくださる存在とされているからです。
このように祖先を敬う心は、昔から大切にされてきました。
その象徴ともいえるのが「お彼岸」です。
お彼岸は仏教由来の行事ではありますが、
日本では古くから春分・秋分の日に宮中で皇霊祭が執り行われ、
ご先祖様に感謝を捧げる風習が続いています。
この伝統にならい、多くの神社でも祖霊祭が斎行され、
参列者が神職の話に耳を傾け、親睦を深める機会となっています。
そして何より、日々の暮らしの中で、
ご先祖様に感謝を伝えることこそが大切なお祭りの一つです。
朝夕に神棚や仏壇に手を合わせ、「静かに感謝の気持ちを伝える・・・」
それが最も身近な祖先のお祀りなのではないでしょうか。
春のお彼岸を迎えるこの季節、改めてご先祖様への感謝を胸に、
日々を丁寧に過ごしていきたいものですね。