Skype(スカイプ)とは、Microsoft社が提供しているインターネット通話サービスです。
Skypeをインストールされたスマホ、タブレット、パソコンなどがあれば、
無料でチャットや通話ができる便利なソフトウェアです。
Skypeはビデオ通話にも対応していますので、マンツーマンでの語学レッスンやパーソナルトレーニング、カウンセリングなどのオンラインレッスンで活用されています。
またSELECTTYPEの予約システムでは、このようなサービスの予約受付やレッスン料金の決済機能をご用意していますので
SkypeとSELECTTYPEを使用して遠方の方とのオンラインでのレッスンをスタートすることが可能になります。
このブログエントリーでは、Skype(スカイプ)によるオンラインレッスン導入方法をご案内します。
記事は長めになっていますので、すぐに特定の機能の使い方を知りたい場合には、
以下にございます目次からリンクを辿っていただきますと目的の機能の説明にスキップします。
①Skypeアカウント
Skypeを使用するには管理者・ユーザーともにSkypeのアプリを取得してアカウントを作っておく必要があります。
Skypeで通話を行う際には、事前に相手のSkype名を把握して連絡先に登録します。
予約フォームから予約時に「Skype名」をヒアリングするようにしましょう。
設定方法は後述する「お客様情報入力欄の設定」にてご案内します。
②パソコン、スマホ、タブレット
Skypeはアプリ(無料)をインストールしていればスマホやタブレット、パソコンなどどの端末からも利用することができます。
パソコンの場合はカメラが搭載されているか確認しておく必要があります。
マイクもカメラも内蔵されていることが多いですが、モデルによっては別途取り付けが必要な場合もあります。
Skypeを利用するにあたり必要なシステムやインターネット接続の要件は以下の公式情報をご覧ください。
・Skypeのシステム要件
・Skypeで必要となる帯域幅
Skypeがインストールされていない場合、Skypeのダウンロードページからアプリのインストーラーをダウンロードしてインストールします。
・パソコンをご利用の場合⇒デスクトップ用 Skype
・タブレットの場合⇒タブレット用 Skype
・スマートフォンの場合⇒モバイル用 Skype
インストールしたSkypeアプリを起動してSkypeアカウントを作成します。
初めて起動すると「Skypeへようこそ」画面が表示されますので「はじめる」をクリックします。
「サインインまたは作成」をクリックします。
Microsoftアカウントをお持ちの場合はこのままご登録のメールアドレスを入力してサインインを進めます。
アカウントをお持ちでない場合は「作成」リンクをクリックします。
メールアドレスを入力して「次へ」をクリックします。
お名前を入力して「次へ」をクリックします。
メールアドレスをお持ちでない場合は電話番号を入力します。
メールアドレスをお持ちの場合は「すでにお持ちのメールアドレスを使う」をクリックします。
登録した電話番号、またはメールアドレス宛に”確認コード”が送付されますので、
確認コードをSkypeアプリに入力してアカウント登録は以上になります。
続いてプロフィール画像の登録になりますが、後からでも登録することが可能ですので
何も登録せず進めることもできます。「続行」をクリックします。
オーディオテスト画面が表示されます。
音声が正しく聞こえるかチェックします。後からでも設定が可能ですので「続行」をクリックします。
ビデオテスト画面が表示されます。
カメラからの映像が正しく表示されているかチェックします。後からでも設定が可能ですので「続行」をクリックします。
最後に「OK」をクリックして完了です。
以上でSkypeが使用できる状態となりました。
お客様とビデオ通話をするには、事前にお客様のSkype名を連絡先に追加が必要です。
また登録する際には相手にリクエストを送り、承認をしてもらう必要があります。
お客様を連絡先に追加する手順は後述します「予約受付から受講までの流れ」からご確認いただけます。
続いてはSELECTTYPEで予約ページを作成し、予約と一緒にSkype名もヒアリングできるようにするための
設定方法をご案内いたします。
SELECTTYPEのアカウント登録に必要なのはメールアドレスとパスワードだけです。
以下のアカウント登録画面にアクセスします。
https://select-type.com/reg/
アカウント登録フォームにメールアドレスとパスワードを入力し「無料アカウントを作成」をクリックします。
入力したメールアドレス宛にSELECTTYPEから本登録のメールが届くので、メール内のURLをクリックします。
これでアカウントが作成され利用できる状態になります。
予約ページの作成をするには、ページ上部ヘッダーより「予約フォーム」→「新しく作成する」をクリックします。
すると、予約フォームのテンプレートが表示されますのでご希望の予約形態に応じたものを選びます。
テンプレートに設定されている内容は、テンプレートに限定された機能などはなく、
どの設定も後から変更が可能です。
テンプレートは大きく「イベント受付タイプ」と「営業時間タイプ」の2種類にわけられており、
「イベント受付タイプ」はあらかじめ設定した「受付枠」より予約を受け付けるシステムです。
<イベント受付タイプ>
授業の時間割のように受付枠ごとに開始時間、終了時間と定員数を設定して予約を受け付けすることができ、
毎週●曜日の●時から●時までなどの定期受付枠の作成もできますので、柔軟な受付枠の登録が可能です。
・キャンセル待ちに対応しています。
・予約フォーム間の予約枠の連動には対応していません。
「営業時間受付タイプ」は、設定した受付時間に合わせた予約を受け付けるシステムです。
<営業時間タイプ>
事前に予約受付可能な時間帯を設定することで、お客様は予約で埋まっていない時間帯から好きな時間に予約ができます。
例えば日曜日の9時から18時の間を60分区切りで予約を受付けるといった設定が可能です。
・お客様がご利用時間を選べるメニューを設定することも可能です。
・予約フォーム間で予約枠の消費を連動できます。(予約が入ったら他のフォームの同じ時間の予約枠を減らす事ができます)
・キャンセル待ちには対応していません。
いずれかのテンプレートを選択しますと、テンプレートがプレビュー表示されます。選んだテンプレートで作成する場合は「このテンプレートで作成」ボタンを苦リクしますと予約ページが仮の情報で出来上がります。
マイページの画面上に予約システムの「共通設定画面」が表示されました。
この画面で設定する項目は全予約フォームに共通で適用される項目になります。
画面上部「予約フォーム一覧」には現在作成されている予約フォームが表示されます。
続いて予約のスケジュール設定を行います。
イベント受付タイプと営業時間タイプでそれぞれ設定フローが異なりますので、別々にご案内します。
予約フォーム一覧の「設定」ボタンよりフォーム別の設定へ移動します。
イベントタイプの場合、開始時間と終了時間を指定した時間で受付枠が作成され、予約受付をすることが出来ます。
指定した日時に受付枠を登録する方法(単発スケジュール)と定期的なスケジュールを登録する方法(繰り返しルール)があります。
今回は繰り返しルールを使用して以下のような受付枠を登録します。
「毎週 [日月火水木金土] の09:00~12:00の枠、12:00~15:00の枠、15:00~18:00の枠」 このような受付枠を作成するのに、
繰り返しルールの設定は3つ作成するだけで登録できます。
予約フォーム詳細設定画面の繰り返しルール設定エリアに画面が移動します。
「登録」をクリックして設定画面を開きます。
繰り返しルール設定画面が表示されます。
受付枠の登録には最低限「開催時間」「繰り返し曜日」「定員」「受付方法」を指定します。
◆開催時間…指定した時間で予約カレンダーに「受付枠」が作成されます。
◆繰り返し曜日…受け付けしたい曜日を選択します。
◆定員…定員には受付可能な人数(定員数)を設定します。設定した定員数の予約が入ると締め切り状態となり、自動で受付停止されます。
◆受付方法…受付方法では「承認制」か「先着順」を設定します。 「承認制」は管理者様の承認を経ないと予約が確定にはなりません。 「先着順」は承認フローを挟まず受付と同時にそのまま予約が確定となります。
設定に問題がなければ保存します。
繰り返しルール設定エリアに登録した繰り返しルールが追加されます。
続けて別の受付枠を登録する場合、設定内容がほぼ同じ場合には、一から作成するより作成されたルールをコピーボタンから
作成するとスムーズに登録ができます。
これでカレンダー上に設定した受付枠が作成されました。
予約フォーム一覧の「設定」ボタンよりフォーム別の設定へ移動します。
営業時間タイプの受付スケジュール設定方法は、以下の4つをまず設定します。
(1).何曜日の何時から何時まで予約を受付するかを「受付時間設定」で設定します
(2).(1)で設定した範囲を何分刻みで受け付けするかを「予約時刻の単位」で設定します
(3).予約時間をどれくらい利用(消費)するかを「接客時間」で設定します
(4).同時刻の受付上限数を設定します
◆共通設定と独自設定
予約フォーム毎の設定画面では、予約受付をするための様々な設定ができるようになっています。
各設項目定毎に「共通設定を使用する」か「独自設定を使用する」かを選ぶことが出来ます。
共通設定で設定を行うと他のフォームで共通設定を使用している場合、設定を共有する事ができます。
独自設定で設定を行うとそのフォーム独自の設定となり、他のフォームに影響はありません。
◆受付時間/休憩時間設定
受付時間の「設定する」ボタンから設定を行います。
日曜日から土曜日までの各曜日について、スライダーを動かして受付時間を設定します。
受付終了時間は、設定された時間が最終受付時間となりますのでご注意ください。
19時まで設定された場合は、19時が最後の受付時間になります。
受付けない曜日は「受付ける」のチェックを外します。
同じ画面の下に移動すると受付を停止する時間(休憩時間など)を設定できます。
受付時間で指定した時間帯のうち停止したい時間を曜日ごとに設定します。
時間の操作方法は受付時間と同じでハンドルをドラッグ操作してご希望の時間を指定します。
設定が完了したら、「保存する」ボタンをクリックします。
◆予約時刻の単位設定
予約時刻の単位の「設定する」ボタンから設定を行います。
予約カレンダーを何分区切りで表示するかを設定します。
設定が完了したら、「保存する」ボタンをクリックします。
◆接客時間設定
接客時間を設定して1予約で何分消費するか設定します。
接客時間の設定は、”固定で〇分と設定する方法”と”複数の時間の中から利用時間を選べるようにする方法”があります。
固定の場合は「固定にする」を選んで「編集」リンクをクリックします。
受付枠から予約を入れた際に何分消費させるか(利用時間)を設定します。
設定が完了したら、「保存する」ボタンをクリックします。
◆予約枠の設定(定員数の設定)
受付枠毎の定員数の設定は「予約枠の設定」より行います。
「共通設定を使用」で登録すると複数フォーム間で予約数が共有されます。
「独自設定を使用」で登録するとそのフォームだけで予約数を消費します。他のフォームの予約数に影響しません。
予約枠設定の「設定する」ボタンをクリックします。
「同時刻の受付上限」に受付枠の定員数を設定します。
設定した人数で予約が埋まると自動でその時間帯の受付枠は受付停止状態に切り替わります。
設定が完了したら、「保存する」ボタンをクリックします。
以上で予約カレンダー上に受付枠がセットされた状態になります。
レッスン料など予約時に決済していただくようにするには、料金設定と合計金額表示設定が必要になります。
料金の設定は予約フォームの基本料金(どの枠を予約しても一律でかかる料金)と受付枠ごとの料金が設定できます。
どちらも設定しますと両方の料金がかかりますので、ご注意ください。
フォームの基本料金はフォーム詳細の基本情報設定より設定します。
ページ上部メニューより「予約フォーム」→各予約フォーム個別設定の目的のフォームにある「基本情報の設定」をクリックします。
基本情報設定エリアの「設定する」ボタンをクリックします。
基本情報設定画面の「金額」指定欄の指定値がこの予約フォームの基本料金に適用されます。
受付枠ごとの料金は単発スケジュールや繰り返しルールの設定にて設定が可能です。
繰り返しルールの場合、繰り返しルールリストの「料金設定」ボタンから設定をします。
料金設定画面の通常料金の編集をクリックします。
通常料金に指定された料金が受付枠に適用されます。
料金設定が完了したら、予約フォームやお客様宛の通知メールに合計金額を表示・記載する設定を行います。
ページ上部メニューより「予約フォーム」⇒「共通設定/料金計算・表示方法設定」をクリックします。
予約フォームへの表示の「合計金額を「予約フォーム」「お客様へ自動送信するメール」に表示する」にチェックをいれます。
利用人数をヒアリングする設定にしている場合は利用人数で金額を掛け算するかどうか設定します。
設定する場合「合計金額計算時「予約種類の料金」「受付枠料金」を「利用人数」で掛け算する」にチェックをいれます。
以上で予約フォームに料金が設定されました。
続いてお客様情報の入力ページを設定します。
お客様の氏名や連絡先など予約受付時に必要な情報をヒアリングするための入力フォーム作成していきます。
設定できる項目は以下の通りです。項目ラベルも変更できます。
名前、かな(名前) 、職業、郵便番号、都道府県、住所1、住所2、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、携帯メール
性別、その他(単語入力欄)、その他(文章入力欄)、メルマガ受信希望、利用規約
設定項目の追加はできませんので、「その他(単語入力欄)」を「Skype名」を入力してもらう項目として設置したいと思います。
ページ上部メニューの「予約フォーム」⇒「予約者情報入力設定」をクリックします。
予約者情報入力欄の設定の「編集」ボタンをクリックします。
予約者情報入力欄設定フォームが表示されます。
名前や住所、連絡先などを指定する項目が表示されていますので、
必要な項目名にチェックをいれ、使わない項目はチェックを外してお客様情報入力フォームを設定します。
「その他(単語入力欄)」の「表示する」にチェックをいれ、設定項目名の下にある入力欄に「Skype名」と入力します。
必ず回答してもらう項目には「回答必須」にチェックをいれます。
予約者情報入力フォームに設置する項目の指定ができましたら、最後に「保存する」をクリックします。
次に決済関連の設定を行います。
決済機能を有効にしなければ、予約のみで受付けることも可能です。
決済機能はStripe社の提供するサービスStripeと連携することによってクレジットカード決済機能を予約システムで使用出来るようになります。
決済機能を使用するには事前にStripeアカウントを登録しておく必要があります。
登録方法は以下の「クレジットカード決済機能を有効化するには?」をご覧ください。
Stripeアカウントとの連携が出来たら予約システムにて決済機能を使用できるように設定します。
ページ上部メニューより「予約フォーム」→「共通設定/事前決済設定」をクリックします。
事前決済設定エリアに移動します。
「予約者に事前決済を行う」を選択して事前決済を有効にします。
「事前決済を必須にする」を有効にしますと決済をしないと予約が完了しないように制御されます。
また「事前決済を必須にする」を無効にしますと、「事前決済はしない」ボタンが設置され
決済をせず予約のみ完了できるように制御されます。
この決済をしない機能を利用してボタンラベルを「銀行振込」と変更して
クレカ決済か銀行振込かを選んでもらえるようにすることも可能です。
詳細は「予約受付時に銀行振込を手動で管理する方法」をご参照ください。
予約が確定された際にお客様に通知されるメールにSkypeでの受講方法や事前に準備しておくことなどをガイドする内容に変更しましょう。
イベントタイプを使用してスケジュールを設定している場合、スケジュール(受付枠)の参加申込者全員に一斉メールを送信する機能もあります。
こちらを活用してSkypeイベントの参加方法をお送りすると便利です。
参加申込者に一括メールを送信する / 予約フォーム・イベント受付タイプ
予約を受付けた際に通知されるメールはメール設定の「予約控えメール設定」にて設定をします。
予約が確定する際に通知されるメールはメール設定の「予約承認メール設定」にて設定をします。
ページ上部メニューより「予約フォーム」→「メール設定(共通)/予約承認メール(お客様)」をクリックします。
予約承認メールの「編集」をクリックします。
上の入力欄には件名を、下の入力欄には本文に記載の文章を入力し保存します。
Skypeでビデオ通話をするためにはSkypeアプリの連絡先リストに相手の情報を追加しておく必要があります。
連絡先リストへの追加には相手にリクエストを送信し、相手の承認を経て追加されるようになりますので
その点についてなどの手順などを記載しておくと良いでしょう。
作成した予約ページから予約受付をしてからレッスンをオンラインで受講開始するまでの流れを確認してみましょう。
<お客様>
①予約ページから予約日時を選んで次へ進みます。
②予約者の氏名や連絡先等の情報を入力して次へ進みます。
③決済が必要な場合はお支払い情報を登録します。
④予約内容を確認して問題なければ申し込みを確定します。
⑤予約者に予約の控えメールが届きます。
<管理者>
⑤管理者に予約の通知メールが届きます。
⑥管理者は承認が必要な場合は承認操作を行い予約の確定メールを送信します。
⑦決済履歴から支払いが行われていることを確認します。
<お客様>
⑥予約確定メールが届きます。
<管理者>
⑧管理者は予約情報からお客様からヒアリングしたSkype名を入手します。
⑧管理者はSkypeアプリから入手したお客様のSkype名をもとに連絡先リストへの追加リクエストを送ります。
<お客様>
⑨お客様はSkypeアプリから管理者からの承認を行い連絡先に追加されます。
<管理者>
⑨お客様からの承認があると連絡先に追加されます。
⑩予約日当日にSkypeアプリの連絡先リストからビデオ通話を行います。
複数人に通話する場合には画面右上の「新規グループを作成」アイコンをクリックします。
グループに追加画面から追加するお客様を選択し「完了」ボタンをクリックします。
「ビデオ通話」アイコンからお客様を呼び出します。
繋がったら受講を開始します。
<お客様>
⑩管理者からSkypeアプリにビデオ通話がかかります。ビデオ通話に応答すると通話が開始します。
オンラインレッスンの予約受付から受講までの流れは以上になります。
このようにSELECTTYPEの予約システムとSkypeを使用することでオンラインで講座の受付・決済から開催までを行うことができるようになります。
SELECTTYPEの予約システムでは他にも便利な機能がたくさんございます。
機能ごとのヘルプやケーススタディは以下にまとめておりますので、気になる機能がございましたらお試しください。
SELECTTYPE機能ヘルプ一覧
https://select-type.com/help/
業種別ケーススタディ
https://select-type.com/lp/rsvCaseStudy/
SELECTTYPE: 無料でWEBサイト/予約フォーム付き予約システム/イベント管理・セミナー管理システム/メールフォーム付きサポートシステム/各種フォーム作成(アンケート,診断テスト)