SELECT!で作成するアンケート質問のうち、選択質問(択一・択多)に「その他入力欄回答の取り扱い」設定があります。
このブログエントリーでは、この「その他入力欄回答の取り扱い設定」についてご案内します。
先ず「その他入力欄」ですが、選択質問(択一/択多)にて「その他入力欄を設置する」指定をすると、回答欄に用意した選択肢以外の回答を入力する欄が表示されます。
まず選択質問(一つ選択/複数選択)を選びます。
表示された質問作成フォームには「その他入力欄を設置する」欄が用意されています。
設置するよう指定します。
すると、その他入力欄への回答をどのように集計するか?集計方法の指定欄が表示されます。
集計方法は「選択肢自動追加」「自由記述回答として受付」と二つあります。
「自由記述回答として受付」に設定すると、回答者の「その他」入力欄への回答は結果グラフ上は「その他」にまとめられ集計されていきます。
例えば回答画面でこの「その他」入力欄に新しい回答を入力しても
回答は「その他」として扱われ結果表示されます。
もちろん個々の回答者がどのように「その他」へ回答したかは保管されています。
統計情報の個別回答内容が閲覧できる「回答一覧」に、それぞれの回答内容が表示されています。
このように「自由記述回答として扱う」指定をするとグラフ上は「その他」として扱われ、個別回答を見るには回答一覧を閲覧するようになります。
もう一つの処理方法「選択肢自動追加」は自動的にアンケートの選択肢を回答者の回答を使って増やしていく方法です。
この設定をしたアンケート質問に、例えば以下のように回答をしてみます。
するとこの次に回答する人への質問は、以下のように新たな選択肢が加わります。
この二つの「その他入力欄への回答処理方法」は、作成したアンケート・その質問の意図・内容に応じて選択指定しましょう。
それぞれの方法に長所がありますので、アンケートの目的にそった機能の設定をしてみてください。