LINE公式アカウントとSelectTypeの連携を行う


SelectTypeでは、LINE連携機能を活用することで、お客様の予約・お申し込みの控えをLINEに送信したり、予約・お申し込みの前日にリマインドを送ることができるようになります。
LINE連携を利用するには、LINE公式アカウントを作成し、連携に必要な情報の登録を行います。これらの設定によって、具体的にはあなたのLINE公式アカウントからお客様のLINEにメッセージが送られる構図が出来上がります。

本エントリーでは、LINE連携機能を使用するのに必要な連携手順を説明します。
手順は全部で9ステップと少し多いですが、一度設定すれば、予約・お申し込みされた方とのLINE連携がスムーズになり、お客様の利便性向上にも繋がります。
ぜひ本手順を参考に設定ください。

既にお持ちのLINE公式アカウントと連携する方法は、「既存のLINE公式アカウントとSelectTypeの連携を行う」をご参照ください。

なお、LINE連携機能はプレミアムプランでご利用いただける機能です。
プロフェッショナルプラン以下のプランでも30日のトライアル利用が可能ですので、ぜひお試しください。

▼目次

LINE公式アカウントとSelectTypeの連携を行う

1. LINE公式アカウントを作成する

LINE連携を行うにあたり、LINE公式アカウントを作成します。
※既にLINE公式アカウントをお持ちの場合は、次の「SelectType連携用プロバイダを作成」に進んでください。

LINE公式アカウントを作成するには、LINEアカウントの開設(https://www.lycbiz.com/jp/signup/)を表示します。
以下の画面が表示されますので、「LINE公式アカウントをはじめる」をクリックします。

アカウント登録画面が表示されます。
「LINEアカウントで登録」、または、「メールアドレスで登録」をクリックします。

LINEアカウントで登録を選択した場合は、LINEにログインするための情報入力画面が表示されます。
ログイン情報を入力し、ログイン認証を行なってください。
認証後、LINE公式アカウントの作成画面が表示されます。

メールアドレスで登録を選択した場合は、メールアドレス入力欄が表示されます。
メールアドレスを入力し、登録用のリンクを送信をクリックしてください。
クリック後、登録したメールアドレス宛にURLが送信されますのでクリックください。

アカウント作成画面では、アカウント名、メールアドレス、所在地、業種などを入力します。

アカウント名は、LINE上の友達リストなどにも表示される名称のため、お店の名前など分かりやすい内容を入力すると良いでしょう。

主な使い方では、メッセージを配信したいのか、問い合わせ対応したいのかなどを選択します。
この選択により使用できる機能に制限はございませんので、実際の用途に合わせて指定ください。(迷われる際には「未定」を選択しても大丈夫です)

内容を入力後、「確認」ボタンをクリックします。

確認画面が表示されますので、内容を確認し、問題なければ「完了」ボタンをクリックします。

2.SelectType連携用プロバイダー作成

LINE公式アカウントの作成が完了したら、SelectType連携用プロバイダーを作成します。
はじめに、LINE Developers公式サイト(https://developers.line.biz/ja/)を表示します。
画面右上の「コンソールにログイン」(LINEアカウントにログイン済の方は「コンソール」)ボタンをクリックします。

LINEアカウントにログイン後、LINE Developersコンソールの登録画面が表示されます。
開発者名、メールアドレスを入力し、同意するにチェックを入れてください。
入力後、「アカウントを作成」をクリックします。

登録をすると、新規プロバイダー作成ができる画面が表示されます。
「新規プロバイダー作成」をクリックします。

プロバイダー名を入力する画面が表示されますので入力します。
複数作成した際に管理しやすいように、予約名やイベント名、SelectType用などの名称を設定すると良いでしょう。

3.MessagingAPIチャネルの作成

連携用プロバイダーを作成したら、メッセージを送信するためのチャネルの作成を行います。

LINE Developers公式サイト(https://developers.line.biz/ja/)を表示します。
画面右上の「コンソールにログイン」(LINEアカウントにログイン済の方は「コンソール」)ボタンをクリックします。

LINEアカウントにログイン後、プロバイダー情報が表示されますので、プロバイダー名をクリックします。

「登録されているチャネルはありません」の下に表示されている「Messaging API」をクリックします。

登録画面が表示されるため、会社・事業者の所在国・地域などの情報を入力します。

チャネル名は、公式アカウントとして表示される名称になります。
サービス名称など分かりやすい名称をつけると良いでしょう。

チャネルの説明も必須項目になっています。こちらは管理用途としての項目ですから、ご自身の為のメモとなる情報を登録しておきましょう。
迷われる際には、ひとまず「メッセージ送信用のチャネルです」といったテキストを入力しておけば充分です。

大業種/小業種も選択が必須になっています。
こちらもあなたのサービスの業態にマッチする情報を選択してください。
プライバシーポリシーURLや、サービス利用規約URLは、LINE連携にあたり、お客様に事前に表示させたいプライバシーポリシーやサービス利用規約がある場合に、URLを記載します。
任意の項目ですから、必ずしも指定する必要はありません。
指定した場合には、お客様がご自身のLINEアカウントを連携する際にご覧になる画面上に指定URLが参考リンクとして表示されるようになります。

内容入力後、同意チェックボックスにチェックを入れ、「作成」ボタンをクリックします。

チャネル作成に関する確認メッセージが表示されます。
内容を確認し、「OK」をクリックします。

情報利用に関する同意について、というメッセージが表示されます。
内容を確認し、「同意する」をクリックします。

LINEヤフーグループへの情報提供に関する個別規約への同意についてというメッセージが表示されます。
最終行までスクロールしながら内容を確認いただき、「同意する」をクリックします。

作成したチャネルが表示されます。
「チャネル基本設定」のチャネルIDの右にあるコピーボタンをクリックし、チャネルIDをコピーします。

SelectTypeにログインします。
画面右上のアカウントIDをクリックし、LINE連携の設定画面を開きます。

画面一番下にある「チャネルID」欄に、コピーしたチャネルIDを貼り付けます。

再度、LINE Developersのチャネル基本設定画面に戻ります。
画面をスクロールいただくと、「チャネルシークレット」が表示されます。
右側にあるコピーボタンをクリックします。

再度、SelectTypeのLINE連携の設定画面を開きます。
画面一番下にある「チャネルシークレット」欄に、コピーしたチャネルシークレットを貼り付けます。
入力後、保存ボタンをクリックします。

「更新しました。」のメッセージが表示されるため、「閉じる」をクリックします。

連携設定の①〜③が設定完了になっていることを確認します。

4.LINEログイン用APIチャネルの作成

次に、LINEログイン用のチャネルを作成します。

LINE Developers公式サイト(https://developers.line.biz/ja/)を表示します。
画面右上の「コンソールにログイン」(LINEアカウントにログイン済の方は「コンソール」)ボタンをクリックします。

LINEアカウントにログイン後、プロバイダー情報が表示されますので、プロバイダー名をクリックします。

チャネル情報が表示されますので、新規チャネル作成をクリックします。

チャネル作成画面が表示されます。LINEログインをクリックします。

会社・事業者の所在地・地域などの必要事項を入力します。

アプリタイプについては「ウェブアプリ」を選択します。

入力後、同意チェックボックスにチェックを入れ、「作成」をクリックします。

作成後、チャネルが表示されます。
チャネル基本設定にある「チャネルID」の右側のコピーボタンをクリックします。

SelectTypeにログインします。
画面右上のアカウントIDをクリックし、LINE連携の設定画面を開きます。

画面一番下にある「チャネルID」欄に、コピーしたチャネルIDを貼り付けます。

再度、LINE Developersのチャネルより、ログインチャネルの基本設定画面に戻ります。
画面をスクロールいただくと、「チャネルシークレット」が表示されます。
右側にあるコピーボタンをクリックします。

再度、SelectTypeのLINE連携の設定画面を開きます。
画面一番下にある「チャネルシークレット」欄に、コピーしたチャネルシークレットを貼り付けます。
入力後、保存ボタンをクリックします。

「更新しました。」のメッセージが表示されるため、「閉じる」をクリックします。

連携設定の④が設定完了になっていることを確認します。

5.コールバックURLの登録

設定完了後、LINEのログインチャネルに、SelectTypeと連携するためのURLを登録します。

SelectTypeにログインします。
画面右上のアカウントIDをクリックし、LINE連携の設定画面を開きます。

画面一番下にある「コールバックURL」欄にある、コピーボタンをクリックします。

LINE Developers公式サイト(https://developers.line.biz/ja/)を表示します。
画面右上の「コンソールにログイン」(LINEアカウントにログイン済の方は「コンソール」)ボタンをクリックします。

LINEアカウントにログイン後、プロバイダー情報が表示されますので、プロバイダー名をクリックします。

チャネル情報が表示されますので、ログイン用のチャネルをクリックします。

チャネル設定画面が表示されます。「LINEログイン設定」をクリックします。

画面を少しスクロールいただくと、「コールバックURL」の欄が表示されます。
編集をクリックします。

先ほどSelectTypeのLINE連携画面でコピーしたコールバックURLを貼り付けます。
入力後、更新をクリックします。

再度、SelectTypeのLINE連携の設定画面を開きます。
画面一番下にある「コールバックURLをログインチャネルに登録した」にチェックを入れます。

確認メッセージが表示されるため、「LINEログインチャネルにコールバックURLを登録しました」をクリックします。

「更新しました。」のメッセージが表示されるため、「閉じる」をクリックします。

連携設定の⑤が設定完了になっていることを確認します。

6.公開モードへの切り替え(LINEログイン用APIチャネル)

コールバックURLの登録が完了したら、ログイン用のチャネルを公開モードに切り替えます。
LINE Developers公式サイト(https://developers.line.biz/ja/)を表示します。
画面右上の「コンソールにログイン」(LINEアカウントにログイン済の方は「コンソール」)ボタンをクリックします。

LINEアカウントにログイン後、プロバイダー情報が表示されますので、プロバイダー名をクリックします。

チャネル情報が表示されますので、ログイン用のチャネルをクリックします。

LINEログイン用のチャネルが表示されます。
LINEログインの右にある「開発中」をクリックします。

公開確認メッセージが表示されますので、「公開」をクリックします。

チャネルのステータスが「公開済み」になっていることを確認します。

SelectTypeにログインします。
画面右上のアカウントIDをクリックし、LINE連携の設定画面を開きます。

画面の1番下にある「ログインチャネルを公開した」にチェックを入れます。

確認画面が表示されるため、「LINEログインチャネルを「公開」にしました」をクリックします。

「更新しました。」のメッセージが表示されるため、「閉じる」をクリックします。

連携設定の⑥が設定完了になっていることを確認します。

7.LINE公式アカウントへのリンク設定

ログインチャネルを公開したら、LINE公式アカウントへのリンクを設定します。
LINE Developers公式サイト(https://developers.line.biz/ja/)を表示します。
画面右上の「コンソールにログイン」(LINEアカウントにログイン済の方は「コンソール」)ボタンをクリックします。

LINEアカウントにログイン後、プロバイダー情報が表示されますので、プロバイダー名をクリックします。

チャネル情報が表示されますので、ログイン用のチャネルをクリックします。

チャネル詳細画面が表示されます。
「チャネル基本設定」の下の方にある「リンクされた公式アカウント」「編集」をクリックします。

紐付ける公式アカウントを選択し、「更新」をクリックします。

SelectTypeにログインします。
画面右上のアカウントIDをクリックし、LINE連携の設定画面を開きます。

画面の1番下にある「ログインチャネルにLINE公式アカウントへのリンクを設定した」にチェックを入れます。

確認画面が表示されるため、「LINEログインチャネルにLINE公式アカウントへのリンクを設定した」をクリックします。

「更新しました。」のメッセージが表示されるため、「閉じる」をクリックします。

連携設定の⑦が設定完了になっていることを確認します。

8.LINEの連携テスト

LINE連携が完了したら、連携のテストを行います。
以下のQRコードをお手持ちのスマートフォンから読み込みます。

PCの場合や、うまく読み込めない場合は、QRコード下に記載のURLをクリックください。

スマートフォン上に、接続確認のメッセージが表示されます。
「接続テストを実施」をクリックします。

ログイン認証の画面が表示されますので、LINE公式アカウント名や所在国などが正しく表示されていることを確認します。
確認後、「許可する」をクリックします。

友だち追加画面が表示されます。
アカウント名が正しいことを確認し「友だち追加」をクリックします。

LINE宛にテスト成功の通知が連携され、テスト結果が正常である旨が表示されます。

万一、エラーが発生している場合には、表示されているメッセージ内容を確認し、対応ください。

SelectTypeの画面に戻り、画面をリロードします。

連携設定の⑧が設定完了になっていることを確認します。

9.LINE機能の有効化

LINE連携の接続テストが完了したら、LINE機能を有効化します。
SelectTypeにログインします。
画面右上のアカウントIDをクリックし、LINE連携の設定画面を開きます。

画面の1番下にある「有効化する」ボタンをクリックします。

有効化が完了した旨のメッセージが表示されますので「閉じる」をクリックします。

連携設定の⑨が設定完了になっていることを確認します。

以上で、LINE公式アカウントとの連携設定は完了です。
LINE公式アカウントとの連携完了後、予約フォームやイベント申込フォームにLINEで予約ボタンを設置したり、
メンバーページでLINE公式アカウントとの連携を行い、予約フォームやイベント申込フォームでLINE通知を行う設定をいただくことで、予約・申込者に対してLINEでメッセージを送信できるようになります。
お客様の利便性向上にも繋がりますので、ぜひご活用ください。

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