「銀行振込」支払い受付の概要 / オンライン決済の支払い方法


SelectTypeではオンライン決済機能をご用意しています。
予約システムやイベント管理システム、あるいはフォーム機能等で予約・申込・注文と一緒にオンラインでのお支払いを受け付けることが可能です。
具体的には決済代行システムStripeと連携しオンライン決済を実現します。
Stripeアカウントを登録・連携する方法

SelectTypeのオンライン決済機能はクレジットカード・デビットカード決済/コンビニ決済および銀行振込のお支払いに対応しています。
そのうち「銀行振込のお支払い」について本ヘルプではご案内差し上げます。

よくある誤解として御社・貴店の指定した銀行口座に、お客様から直接お振込みされる仕組みではございません。
この点には充分にご注意いただく必要があります。

「銀行振込のお支払い」受付けはStripeが用意する代行収納用の銀行口座にお客様から金額をお振込みいただき
Stripeがいったんお支払いを代行収納、のちほどまとめて御社・貴店ご指定の口座にお振込みする仕組となります。

つまりお客様はStripeが提供する代行収納用口座にお振込みいただくことなります。
口座の名義は「ストライプ社」のものになりますので、この点ご留意いただきお客様にも周知する必要があります。

 

直接、お客様から御社・貴店の銀行口座に振込まれる訳ではなくとも
「銀行振込のお支払い」はクレカ決済・コンビニ決済にはない多くのメリットがあります。
銀行

以下にクレカ/コンビニ決済と比較したメリット/デメリットをまとめます。

メリット

  • クレジットカードを持てない若年層/未成年などのお客様をカバー
  • クレジットカードの利用に不安を抱くお客様層もカバー
  • 決済手数料が安価(Stripe手数料1.5%+SelectType手数料1~2%)
  • Stripeの本番環境利用申請にパスすれば受付可能 (審査が他の決済手段よりスピーディ)

デメリット

  • 入金されるタイミングにタイムラグがある。(お客様が実際に銀行振込するまでの時間がある)
  • 返金時にお客様ご指定口座へ振込むための手数料がかかる(250円+消費税25円)

 

それでは銀行振込支払いと他のお支払い受付方法とをそれぞれ比較してまいりましょう。

直接あなたの銀行口座にお振込みいただく方法との比較

Stripeによる銀行振込支払い受付と、通常のあなたの口座に直接お振込みいただく方法の違いを比較してみますと最大のメリットは「正確な入金管理出来る」点です。

通常のあなたの口座に直接お振込みいただく方法では、あなたが全て入金状況を管理しなければなりません。
振込元の名義よりお振込みされたお客様をご自身で特定しなければならないという大変な手間が掛かってしまいます。
同性同名のお客様がいらっしゃったら、正確な確認をするのは非常に大変です。
通帳

Stripeによる銀行振込支払い受付を利用すれば、お客様がお振込みされた情報はStripeで受取り管理されSelectTypeによって通知・表示されます。
どのお客様がいつ振込んだのか?いくら振込んだのか?をリアルタイムで正確に把握出来ます。
あなたは定期的に銀行口座の入出金履歴を確認したり、お客様情報と入金者の名義を目視で照合する作業から完全に開放されます。

この点があなたの口座に直接お振込みいただくのとは大きく異なるメリットです。

 

クレジットカード決済との比較

クレジットカードは年齢や所得など各種制限によって利用出来る方は限定されます。
一方、銀行振込支払いやコンビニ決済は何かしらの審査を要するハードルはありませんので
クレジットカード決済に比べて幅広いご年齢・職種のお客様をカバーすることが出来るお支払い方法です。
クレカ

コンビニ決済との比較

またコンビニ決済と比較すると、必要な審査はStripeの本番環境利用申請のみとなります。
Stripeの本番環境利用申請に既にパスしていれば、銀行振込は即使用出来ますし、Stripeの本番環境利用申請は平均して3~4営業日で審査終了するようです。
コンビニ決済はコンビニエンスストア各社の加盟店審査が数週間~1カ月以上かかりますので、やはり銀行振込は導入のハードルが低いと言えます。
コンビニ

決済手数料の低さも銀行振込の魅力です。
クレカ/コンビニが4.6%~5.6%であるのに比較して、銀行振込支払いでは2.5%~3.5%となっています。

 

銀行振込支払いのデメリット

逆に銀行振込支払いをオンライン決済機能で行うデメリットを考えてみます。

まずデメリットとしては、銀行振込支払い受付はStripeの代行収納になりますので銀行口座名義が「ストライプジャパン」となっており
お客様への周知が必要な点があげられます。振込先口座名義が異なるためにご混乱されるお客様もいらっしゃるやもしれません。

もう一つのデメリットとして返金対応が必要になった際の「返金手数料のご負担」があります。
銀行振込による支払い受付時は、返金時もお客様ご指定口座への振込となります。この時の振込手数料は事業者(つまりあなた)のご負担となります。
手数料

 

銀行振込支払いを受付けられるようにするには?

Stripeのダッシュボード(管理画面)から銀行振込支払いの有効化操作を行います。
Stripeダッシュボードより銀行振込を有効化する方法

前提としてStripeの本番環境利用申請にパスしている必要があり、まだ本番環境利用申請がお済でない場合には申請をする必要があります。

Stripeの本番環境利用申請が済んでいて、たとえばすでにクレカ決済を実施している場合には
ダッシュボード上の銀行振込支払い有効化操作のみで、すぐに銀行振込支払いを受付けられるようになります。

 

銀行振込支払い決済の手数料の違い

決済手数料は以下のようになります。

クレジットカード決済:4.6%~5.6%
コンビニ決済:4.6%~5.6% (ただし手数料が120円を下回る場合は120円+SelectType手数料1~2%)
銀行振込支払い決済:2.5%~3.5%

銀行振込支払いは他の決済方法と比較すると決済手数料が非常にお安くなっています。

 

銀行振込支払い決済の「返金」について

クレジットカード決済では、返金はつまり請求の取り消しになりますので即時適用させることが可能でした。

銀行振込支払いおよびコンビニ決済の場合は、お客様が実際に銀行振込で現金をお支払いされていますので返金するにも独自の手続きが必要になります。
具体的には、お客様より返金する金額を振込むための銀行口座をご申請いただくことになります。

また銀行振込支払い決済の返金にはStripeの手数料が発生します。250円+消費税(250円の消費税)です。
銀行振込支払い決済の返金の流れは以下になります。

1). 返金が発生
2). Stripeからお客様に返金する金額の受取銀行口座をヒアリングする通知メールが届く
3). Stripeからの通知メールより、銀行口座申請フォームへ。銀行口座を申請する。
4). 口座申請が完了すると、Stripeから指定口座への返金処理が行われる。

銀行口座の申請は返金が発生してから45日です。
この申請期限を経過してしまった場合、返金自体がキャンセルされます。
この返金額の入金口座申請、期限切れ時は決済額が返金リクエスト前に戻ります。

※ 一連の返金の流れはコンビニ決済と同様です。

 

銀行振込支払い決済受付後の決済ステータスの移り変わりについて

銀行振込支払い決済はお客様が選択した直後の決済ステータスは「銀行振込み待ち」状態となります。
お客様がお振込みされるのに必要な「ストライプジャパン名義の銀行口座情報」はすでにお客様にご連絡済みの状態です。
「ストライプジャパン名義の銀行口座情報」はお客様ごと/お支払い毎に異なりますのでご注意が必要です。
「ストライプジャパン名義の銀行口座情報」は管理側でも確認出来ますので、お客様からのお問合せがあったらシェアしましょう。

お客様が銀行振込でお支払いされますと「決済完了」となります。
クレジットカード決済と異なり、銀行振込によってお客様より実際にお支払いいただいて「決済完了」となる点にご注意ください。

予約システムやイベント管理システムでは、「ストライプジャパン名義の銀行口座情報」をお客様に通知した”銀行振込み待ち”の時点で予約/申込受付は完了しています。
その後のお客様の銀行振込での支払い状況はシステムで追跡をしますが、その支払い状況によって予約/申込ステータスが変わることはありません。
お客様がいつまでも銀行振込でのお支払いをされなかった場合には、管理者/担当者による何かしらの対応が必要になるでしょう。
対象の予約情報・参加申込情報への手動による対処をしましょう。

→ 予約・申込事態を拒否する場合には「キャンセル」操作をしてください。

 

本トピックでは、銀行振込支払い決済の全体像をご紹介してきました。
詳細なご案内は各リンク先のヘルプをご参照いただき、よりご理解をお進めいただけますと幸いです。

銀行振込支払い決済の受付を有効にする最大のメリットは、お客様にお支払い方法の選択肢を提供する点にあります。
メリット・デメリットを比較しても、他のオンライン決済の支払い方法に比較して銀行振込支払いは非常に魅力のある決済手段です。

クレジットカード決済やコンビニエンスストア決済でのお支払いが困難なお客様に、信頼性の高い「銀行振込」というお支払い方法を新たに提供し
お客様のオンライン支払いをさらに拡大していきましょう。
Stripeダッシュボードより銀行振込を有効化する方法

 

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